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2023年03月27日 [東京都大田区 美術品買取専門店]
骨董品の買取は獏へご相談ください|出張・持ち込みなどの買取方法に対応可能な骨董品買取業者
骨董品の買取は獏へご相談ください
骨董品とは
美術業界では約100年以上前に作られたもの、もしくは江戸後期までのものを古美術・骨董と呼びますが、一般的には明確な線引きがありません。お客様とお話ししていると中古品全般を骨董と呼ぶ方もいらっしゃいますし、茶道具の事を古美術と呼ぶ方もいます。そこで、今回は市場価値があるかどうか別として、江戸後期から明治初期までに作られた作品を古美術・骨董としてお話しさせていただきます。
古美術・骨董は近代の作品と違って作家という概念が希薄になりがちです。また、骨董品は歴史的な価値を評価するという作品の性質から作品数が少なく市場規模も小さいのが現状です。そのため、骨董品は専門家でも非常に頭を悩ませるジャンルといえますが、当社は商品を見る目と適切な販売経路をつかい最適な金額で提案させていただきます。また、時代の古さが買取価格に比例するわけではありませんので、新しいからといってご自身で判断せずにぜひ一度お気軽にご相談ください。
骨董品の買取実績
骨董品の買取価格相場
鉄瓶 | 数万円〜300万円 |
銀瓶 | 数万円〜250万円 |
蒔絵文箱 | 数万円〜100万円以上も |
辰砂花入 | 〜数十万円 |
堆朱盆 | 〜100万円 |
李朝壷 | 〜数百万円 |
大観掛け軸 | 数十万円〜1000万円以上も |
仏画 | 数万円〜数十万円 |
仏像 | 数千円〜100万円以上も |
印籠 | 数千円〜10万円以上も |
骨董品の買取価格の評価・査定方法
極論ですが、骨董・古美術の価格はほぼ需要と供給の関係で決まります。資本主義の結果といえます。つまり、欲しい人がいればそのぶん高くなり、反対に欲しい人がいなければ安くなっていずれ値段がつかなくなるのです。オークションをイメージするとわかりやすいでしょう。また、作品自体の希少性も重要なポイントとなります。
新品の作品は材料費や人件費等の経費から販売価格を算出しますが、骨董・古美術のような二次流通(中古品)ではこのような考えはありません。もしかしたら、中古品(古物)を仕入れた金額を商品の原価と考えることで、新品と同じように算出できると思う方もいらっしゃるかもしれません。しかし、二次流通では仕入れ値自体が相場に反映されて決定されますので、値段の決定方法が根本的に異なります。
骨董品・古美術の場合は作品自体の価値や状態に加え、需要と供給の関係が大きく評価に影響するのです。
骨董品の主要ジャンル
一口に骨董品と言っても、そのなかにはあらゆる美術品や日用品が幅広く含まれます。 そのため種類を挙げるとキリがないのですが、今回はメインとなる人気のジャンルをいくつか取り上げました。それぞれのジャンルの特徴と、どのような作品が高価買取につながりやすいかを具体的に紹介していきます。
鉄瓶

鉄瓶とはお湯を沸かすときに使用する日本古来の伝統工芸品です。鉄製のやかんのようなものだと考えて差し支えないでしょう。急須と違って直火にかけられたり、保温性に優れていたりといった機能性の高さが特徴です。鉄瓶は工芸品のため美的に優れたものも多く、日本のみならず海外にもファンが多いのですが、その反面保存方法には注意が必要です。サビができる前であれば高価買取につながりやすいでしょう。特に南部鉄瓶や京鉄瓶、有名作家の手による鉄瓶などはよい評価につながる可能性が高まります。
中国美術
中国美術とは一般的に中国で制作されて流通している美術品のことを言い、そのなかには絵画、書画、陶磁器、玉器、仏像など幅広いジャンルの作品が含まれます。青磁や白磁などの磁器や、呉昌碩(ごしょうせき)・斉白石(さいはくせき)・王一亭(おういってい)の手による書画は、特に高く評価されており高価買取につながりやすいでしょう。それ以外の作品については古くて保存状態のよいものが高く評価されます。ちなみに2007年6月より中国の古い美術品は持ち出し規制がかかっているため、最近日本に持ち込まれたものに関しては高い評価は期待しにくいでしょう。
掛け軸

掛け軸は、主に日本のものと中国のものが出回っています。日本のものであれば丸山応挙や伊藤若冲といった江戸時代の作家によるものや、明治から昭和にかけて活躍した著名な作家のものが人気です。中国のものであれば先述の呉昌碩、斉白石、王一亭などの手によるものは高く評価される可能性が高いでしょう。また、描かれている内容で言えば山水画、花鳥画、仏画などのジャンルがありますが、これらは一般的に保存状態や箱などの付属品の有無によって大きく評価が変わってきます。
蒔絵
蒔絵(まきえ)とは、日本古来の漆工芸です。漆を塗った表面が乾かないうちに金や銀を粉状にしたものを蒔いて、装飾したもののことを言います。種類としては、もっとも一般的な平蒔絵、高い技術を必要とする高蒔絵、最も歴史ある研出蒔絵(とぎだしまきえ)などがあり、似たものでは貝を粉状にしたものを使って装飾する螺鈿(らでん)があります。古ければ古い程価値が上がり、明治以前のものが高く評価されます。そのほか希少性が高いものや保存状態のよいもの、有名作家のものも高価買取につながりやすいでしょう。
仏像
仏像は日本に仏教が伝わった6世紀半ばからつくられています。石、木、土、金属、漆などさまざまな素材が使われ、初めの頃は金属製の仏像づくりが盛んでした。しかし時代がくだり多くの人が仏像を欲するようになると、より安価な木製の仏像がつくられるようになりました。現在市場には如来、菩薩、明王などの仏像が多く出回っています。明治から昭和にかけて活躍した高村光雲、高村光雲の弟子に師事した澤田 政廣の作品など、有名作家が手がけた仏像は特に人気があるため高価買取となる可能性が高いでしょう。当然ながらデザイン性や保存状態も評価にかかわります。
仏画
仏画は仏像と同じく礼拝の対象として古くから制作されています。仏像よりも仏教の教義をわかりやすく伝えられるため、布教においても重要な役割を担ってきました。仏画といえば仏様の姿を描いたものをイメージする人が多いと思いますが、曼荼羅のようなデザイン性の高いものや六道の苦相を表現した六道絵なども仏画として扱われます。絵画だけでなく版画も含まれ、掛け軸になっているものも多いでしょう。制作者や保存状態により評価がわかれ、状態がよく修復の必要のないものが高価買取につながります。また、描かれている対象で言えば如来が一番人気があり、菩薩、明王と続きます。
古美術
古美術とは、ざっくばらんに言うと美術的価値に重きを置いた骨董品です。よって、一口に古美術といってもさまざまな絵画、彫刻、陶磁器などのジャンルが含まれます。ここまでで説明してきたこととも重なりますが、著名な美術作家の作品ほど高く評価されるでしょう。また、古美術においては誰が作ったものかを証明する鑑定書や、時代や制作背景がわかる付属品などがより重要となってきます。
珊瑚

珊瑚は原木がそのまま置物として取引されることもあれば、加工されたものが宝飾品として取引されることもあります。珊瑚にはさまざまな種類がありますが、赤珊瑚や桃色珊瑚は特に人気があり、高値で取引されることが多いでしょう。珊瑚特有の「ヒ」と呼ばれるひび割れや「フ」と呼ばれる白い部分がないものが高く評価されます。また、珊瑚は大きく育ったものはそれだけで貴重であるため、大きいサイズのものほど高価買取となる可能性が高まりるでしょう。産地で言えば日本産、特に高知県土佐湾沖でとれるものが高品質で知られています。
銀製品
銀製品の骨董品は、古来国内外で広くつくられてきました。食器、コイン、置物、銀瓶などと非常に幅広いジャンルの銀製品が市場に出回っています。当然ながら純度が高いものほど貴重であるため、純銀製のものがもっとも高値で取引されるでしょう。つまり、純度を証明する刻印のあるものは高価買取につながる可能性が高いといえます。気を付けたいのは見た目が錫(すず)とよく似ていることです。そのため、銀製品を買取に出す場合は業者の選定を誤らないように注意しましょう。専門家のいる業者に出すのが安心です。
銀瓶
銀瓶は銀製品の中でも特に高額で取引されています。用途としては鉄瓶と同じで、銀でできたやかんと考えるのがわかりやすいでしょう。銀瓶は鉄瓶とともに古くから茶道具としても大変重宝されてきました。純銀製のものや、彫金細工、象嵌細工が施されたデザイン性の高いものは特に人気があり、高価買取につながりやすいでしょう。また、江戸末期から明治時代にかけて活躍した金属工芸家の紹美栄祐(しょうびえいすけ)や秦蔵六(はたぞうろく)のような著名な作家が手がけた作品は、高値で取引される可能性が高いでしょう。
茶道具
茶道具には、実際にお茶を入れる時に使う釜や茶碗のほか、茶室の床の間に飾る掛け軸や香合、お茶と一緒にふるまう菓子を入れる菓子器など、たくさんの種類があります。これらの茶道具は、三千家(表千家・裏千家・武者小路千家)の茶道具を作っている千家十職の手によるものが、高く評価されます。千家十職とは茶碗師の樂吉左衛門、釜師の大西清右衛門、塗師の中村宗哲などを含む十の職家に与えられた尊称です。ただし、千家十職以外の手がけた作品でも物によっては高額となる場合もあるので、買取に出す場合は経験豊富な専門の業者を選ぶようにしましょう。
骨董品の買取は獏へご相談ください
骨董品とは
美術業界では約100年以上前に作られたもの、もしくは江戸後期までのものを古美術・骨董と呼びますが、一般的には明確な線引きがありません。お客様とお話ししていると中古品全般を骨董と呼ぶ方もいらっしゃいますし、茶道具の事を古美術と呼ぶ方もいます。そこで、今回は市場価値があるかどうか別として、江戸後期から明治初期までに作られた作品を古美術・骨董としてお話しさせていただきます。
古美術・骨董は近代の作品と違って作家という概念が希薄になりがちです。また、骨董品は歴史的な価値を評価するという作品の性質から作品数が少なく市場規模も小さいのが現状です。そのため、骨董品は専門家でも非常に頭を悩ませるジャンルといえますが、当社は商品を見る目と適切な販売経路をつかい最適な金額で提案させていただきます。また、時代の古さが買取価格に比例するわけではありませんので、新しいからといってご自身で判断せずにぜひ一度お気軽にご相談ください。
骨董品の買取実績
骨董品の買取価格相場
鉄瓶 | 数万円〜300万円 |
銀瓶 | 数万円〜250万円 |
蒔絵文箱 | 数万円〜100万円以上も |
辰砂花入 | 〜数十万円 |
堆朱盆 | 〜100万円 |
李朝壷 | 〜数百万円 |
大観掛け軸 | 数十万円〜1000万円以上も |
仏画 | 数万円〜数十万円 |
仏像 | 数千円〜100万円以上も |
印籠 | 数千円〜10万円以上も |
骨董品の買取価格の評価・査定方法
極論ですが、骨董・古美術の価格はほぼ需要と供給の関係で決まります。資本主義の結果といえます。つまり、欲しい人がいればそのぶん高くなり、反対に欲しい人がいなければ安くなっていずれ値段がつかなくなるのです。オークションをイメージするとわかりやすいでしょう。また、作品自体の希少性も重要なポイントとなります。
新品の作品は材料費や人件費等の経費から販売価格を算出しますが、骨董・古美術のような二次流通(中古品)ではこのような考えはありません。もしかしたら、中古品(古物)を仕入れた金額を商品の原価と考えることで、新品と同じように算出できると思う方もいらっしゃるかもしれません。しかし、二次流通では仕入れ値自体が相場に反映されて決定されますので、値段の決定方法が根本的に異なります。
骨董品・古美術の場合は作品自体の価値や状態に加え、需要と供給の関係が大きく評価に影響するのです。
骨董品の主要ジャンル
一口に骨董品と言っても、そのなかにはあらゆる美術品や日用品が幅広く含まれます。 そのため種類を挙げるとキリがないのですが、今回はメインとなる人気のジャンルをいくつか取り上げました。それぞれのジャンルの特徴と、どのような作品が高価買取につながりやすいかを具体的に紹介していきます。
鉄瓶

鉄瓶とはお湯を沸かすときに使用する日本古来の伝統工芸品です。鉄製のやかんのようなものだと考えて差し支えないでしょう。急須と違って直火にかけられたり、保温性に優れていたりといった機能性の高さが特徴です。鉄瓶は工芸品のため美的に優れたものも多く、日本のみならず海外にもファンが多いのですが、その反面保存方法には注意が必要です。サビができる前であれば高価買取につながりやすいでしょう。特に南部鉄瓶や京鉄瓶、有名作家の手による鉄瓶などはよい評価につながる可能性が高まります。
中国美術
中国美術とは一般的に中国で制作されて流通している美術品のことを言い、そのなかには絵画、書画、陶磁器、玉器、仏像など幅広いジャンルの作品が含まれます。青磁や白磁などの磁器や、呉昌碩(ごしょうせき)・斉白石(さいはくせき)・王一亭(おういってい)の手による書画は、特に高く評価されており高価買取につながりやすいでしょう。それ以外の作品については古くて保存状態のよいものが高く評価されます。ちなみに2007年6月より中国の古い美術品は持ち出し規制がかかっているため、最近日本に持ち込まれたものに関しては高い評価は期待しにくいでしょう。
掛け軸

掛け軸は、主に日本のものと中国のものが出回っています。日本のものであれば丸山応挙や伊藤若冲といった江戸時代の作家によるものや、明治から昭和にかけて活躍した著名な作家のものが人気です。中国のものであれば先述の呉昌碩、斉白石、王一亭などの手によるものは高く評価される可能性が高いでしょう。また、描かれている内容で言えば山水画、花鳥画、仏画などのジャンルがありますが、これらは一般的に保存状態や箱などの付属品の有無によって大きく評価が変わってきます。
蒔絵
蒔絵(まきえ)とは、日本古来の漆工芸です。漆を塗った表面が乾かないうちに金や銀を粉状にしたものを蒔いて、装飾したもののことを言います。種類としては、もっとも一般的な平蒔絵、高い技術を必要とする高蒔絵、最も歴史ある研出蒔絵(とぎだしまきえ)などがあり、似たものでは貝を粉状にしたものを使って装飾する螺鈿(らでん)があります。古ければ古い程価値が上がり、明治以前のものが高く評価されます。そのほか希少性が高いものや保存状態のよいもの、有名作家のものも高価買取につながりやすいでしょう。
仏像
仏像は日本に仏教が伝わった6世紀半ばからつくられています。石、木、土、金属、漆などさまざまな素材が使われ、初めの頃は金属製の仏像づくりが盛んでした。しかし時代がくだり多くの人が仏像を欲するようになると、より安価な木製の仏像がつくられるようになりました。現在市場には如来、菩薩、明王などの仏像が多く出回っています。明治から昭和にかけて活躍した高村光雲、高村光雲の弟子に師事した澤田 政廣の作品など、有名作家が手がけた仏像は特に人気があるため高価買取となる可能性が高いでしょう。当然ながらデザイン性や保存状態も評価にかかわります。
仏画
仏画は仏像と同じく礼拝の対象として古くから制作されています。仏像よりも仏教の教義をわかりやすく伝えられるため、布教においても重要な役割を担ってきました。仏画といえば仏様の姿を描いたものをイメージする人が多いと思いますが、曼荼羅のようなデザイン性の高いものや六道の苦相を表現した六道絵なども仏画として扱われます。絵画だけでなく版画も含まれ、掛け軸になっているものも多いでしょう。制作者や保存状態により評価がわかれ、状態がよく修復の必要のないものが高価買取につながります。また、描かれている対象で言えば如来が一番人気があり、菩薩、明王と続きます。
古美術
古美術とは、ざっくばらんに言うと美術的価値に重きを置いた骨董品です。よって、一口に古美術といってもさまざまな絵画、彫刻、陶磁器などのジャンルが含まれます。ここまでで説明してきたこととも重なりますが、著名な美術作家の作品ほど高く評価されるでしょう。また、古美術においては誰が作ったものかを証明する鑑定書や、時代や制作背景がわかる付属品などがより重要となってきます。
珊瑚

珊瑚は原木がそのまま置物として取引されることもあれば、加工されたものが宝飾品として取引されることもあります。珊瑚にはさまざまな種類がありますが、赤珊瑚や桃色珊瑚は特に人気があり、高値で取引されることが多いでしょう。珊瑚特有の「ヒ」と呼ばれるひび割れや「フ」と呼ばれる白い部分がないものが高く評価されます。また、珊瑚は大きく育ったものはそれだけで貴重であるため、大きいサイズのものほど高価買取となる可能性が高まりるでしょう。産地で言えば日本産、特に高知県土佐湾沖でとれるものが高品質で知られています。
銀製品
銀製品の骨董品は、古来国内外で広くつくられてきました。食器、コイン、置物、銀瓶などと非常に幅広いジャンルの銀製品が市場に出回っています。当然ながら純度が高いものほど貴重であるため、純銀製のものがもっとも高値で取引されるでしょう。つまり、純度を証明する刻印のあるものは高価買取につながる可能性が高いといえます。気を付けたいのは見た目が錫(すず)とよく似ていることです。そのため、銀製品を買取に出す場合は業者の選定を誤らないように注意しましょう。専門家のいる業者に出すのが安心です。
銀瓶
銀瓶は銀製品の中でも特に高額で取引されています。用途としては鉄瓶と同じで、銀でできたやかんと考えるのがわかりやすいでしょう。銀瓶は鉄瓶とともに古くから茶道具としても大変重宝されてきました。純銀製のものや、彫金細工、象嵌細工が施されたデザイン性の高いものは特に人気があり、高価買取につながりやすいでしょう。また、江戸末期から明治時代にかけて活躍した金属工芸家の紹美栄祐(しょうびえいすけ)や秦蔵六(はたぞうろく)のような著名な作家が手がけた作品は、高値で取引される可能性が高いでしょう。
茶道具
茶道具には、実際にお茶を入れる時に使う釜や茶碗のほか、茶室の床の間に飾る掛け軸や香合、お茶と一緒にふるまう菓子を入れる菓子器など、たくさんの種類があります。これらの茶道具は、三千家(表千家・裏千家・武者小路千家)の茶道具を作っている千家十職の手によるものが、高く評価されます。千家十職とは茶碗師の樂吉左衛門、釜師の大西清右衛門、塗師の中村宗哲などを含む十の職家に与えられた尊称です。ただし、千家十職以外の手がけた作品でも物によっては高額となる場合もあるので、買取に出す場合は経験豊富な専門の業者を選ぶようにしましょう。
骨董品の買取強化中の作家一覧
中島宏 | 松井康成 | 隠崎隆一 |
---|---|---|
伊勢崎淳 | 三浦小平二 | 小野珀子 |
加藤卓男 | 清水卯一 | 青木龍山 |
鈴木蔵 | 葉山有樹 | 加藤孝造 |
若尾利貞 | 吉田美統 | 金城次郎 |
林正太郎 | 井上萬二 | 荒川豊蔵 |
菱田春草 | 大西清右衛門 | 松本明慶 |
酒井田柿右衛門 | 今泉今右衛門 | 三輪休雪 |
北大路魯山人 | 金城次郎 | 板谷波山 |
大樋長左衛門 | 中里太郎右衛門 | 島岡達三 |
鯉江良二 | 秋野不矩 | 富岡鉄斎 |
村上華岳 |
骨董品の作品に安定した買取価格相場が無い場合
古美術・骨董品には油絵や日本画のように明確でわかりやすい買取基準がありません。そのため、買取金額は各店それぞれの判断基準によって決まることが多いのが現状です。作品の相場は美術業界内の共通認識が多ければ多いほど安定しやすいのですが、店によって価値の見出し方が異なると相場は不安定になります。
その中でも美術品買取専門店 獏では、日々鮮度が高い情報を仕入れてダイレクトに買取価格へ反映しています。そして、幅広い流通経路を構築することで高価買取できる環境を整えています。骨董・古美術の売却をどこの業者にするか迷っているという方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。
投機的な対象の骨董品作家・作品の評価の難しさ
先ほども申し上げた通り、相場が安定している新品の作品とは異なり、古美術・骨董品は相場が不安定です。そのため、それを利用して古美術・骨董品を投機対象とする方々がマーケットに参加します。
基本的に、投機目的で古美術・骨董品を購入するこのような方々は「この作品が好き」という気持ちが薄いといえるでしょう。それは、作品の売買によって得られる利益を目的としてマーケットに参加しているからです。こういった方々により、純粋にその作品が好きで購入したい方が購入しづらくなるという悪影響がもたらされることも多々あります。
このように説明するとネガティブな面のみを強調するようですが、なかにはこのような方々がいるからこそ注目され、お金が流れることにより市場価値が上がるというポジティブな面も存在します。ただし、投機目的での購入による一時的な評価の高まりには、確固たる根拠があるわけではありません。逆にあっという間に価値が落ちてしまう場合もあるため、健全とは言い難いでしょう。
骨董品の作品を高く買取してもらうコツ
骨董品・古美術を高く売るために1番大切なのが【正しい売先選び】です。
骨董品・美術品のように相場が安定していない場合には、相場以外にも価値を見極める力が必要となります。例えば、オークションのデータのみで買取金額を判断している業者には取り扱いが難しいでしょう。しかしながら、その業者が価値を見極める力を持ち合わせた適切な業者かどうかは、インターネット等から得られる情報だけでは判断が難しいのが現状です。そのため、骨董品・古美術の売却時には最低でも3〜5社に見積依頼をする事をおすすめしています。
また、売却先は買取業者だけではありません。ほかにも【オークション会社】、【委託販売】、【インターネットオークション】など売却するプラットフォームは多数あります。それぞれにメリット・デメリットがあるため、もし売先に悩んでいる方がいらっしゃればお気軽にご相談ください。
売先が決まったら、次に紹介しているポイントも押さえておきましょう。査定額に影響する具体的なポイントを紹介します。
その時々で人気とされる骨董品の買取を依頼する
骨董・古美術のジャンルの中でも特に人気があるのが鉄瓶、銀瓶、仏像、蒔絵作品、螺鈿作品などです。少し前までは象牙製品も人気を集めていましたが、法律や近年の環境を大事にする世界的な流れから流通が制限された結果、現在象牙市場は冷え込んでいます。反対にここ10年くらいで人気を増してきているのが中国の方に人気がある作品です。私がこの業界に入った時と比べると、中国から買い付けに来ている人が格段に増えました。
ただし、ここに挙げているのはあくまでも一例なので、詳しくは美術品買取専門店で話を聞くのがおすすめです。骨董品・古美術を人気の高まっているタイミングで売却することに成功すれば、それだけ高価買取となる可能性が高まります。
専門の鑑定士が在籍している買取店へ
先述の通り、美術業界では約100年以上前に作られたもの、もしくは江戸後期までのものを古美術・骨董品と呼びますが、一般的には明確な線引きがありません。そこに、近代の作品と違って作家という概念が希薄であったり、作品数が少なく市場規模も小さかったりという骨董品ならではの特徴が加わるため、専門家でも非常に頭を悩ませるのが骨董品の査定です。
そのため、高く売却するためには【古美術・骨董の価値を理解できる鑑定士の在籍】が必須といえます。「骨董品の作品を高く売るコツ」の中で、売却時には複数社へ見積りを依頼するように提案させていただきました。実際に見積りを取ってみれば、骨董品の価値を理解できる人がいるということが買取金額に直結しているのがよくわかるでしょう。
また、見積依頼が高額買取への最短経路ではありますが、大事な作品を売るなら信頼できる人にお願いしたいというのもコレクター心理です。実は古美術・骨董を積極的に買取している業者の中には担当者自身もコレクターというケースもちらほら見受けられます。自身のコレクションに合う古美術・骨董の買取業者と出会えば、他の業者に比べて高額査定が期待できるでしょう。
ヒビや汚れなどの骨董品の状態の良し悪しに価格が影響されるため注意
年代物の骨董品は、古ければ古いほどどのように保存されてきたかで状態に差が出ます。ヒビや傷、汚れなどは査定価格に大きく影響するため、できることなら保存状態には十分に気を付けておきましょう。温湿度の変化が少なく、直射日光の当たらないところで保存するのが基本です。掛け軸に代表される絵画作品は、シミや破れなどにも十分注意しましょう。
木造の仏像や珊瑚などに関しては、欠けが生じないように気を付けてください。 丁寧に扱うことはもちろんですが、手袋をはめて扱うようにすれば手の脂や付着した汚れが移りにくくなります。金属製品であればサビにも要注意です。
また、どの作品にも共通して言えますが、査定に出す前に可能であればやわらかい布で汚れをふき取っておきましょう。
証明書・鑑定書などの付属品も合わせて査定に出す
古美術・骨董を売却する場合には、共箱(作者のサイン入りの箱)や証明書・鑑定書などの付属品を一式揃えておきましょう。これらの付属品の有無によって買取価格が何倍にも差が出てくるというのは、実によくあることです。ただし、あまりにも古いものだと共箱自体が存在しない場合もあるので、ない場合も一度相談してみることをおすすめします。
また、セットになっている作品はセットのままで売却しましょう。バラバラにするよりもセットで売却するほうが高価買取につながりやすくなります。
贈答品の買取は難しい場合もあるため一度ご相談ください
古美術・骨董の買取において判断が難しいケースが、「贈答品」の買取です。贈答品とは新築祝いや出産祝いなど祝い事に使われる品のことを指し、バブル期は企業間でこのような贈り物が多く出回っていました。
このような贈答品は見た目は共箱に入って立派に見えますが、多くは大量生産品で作られており美術的価値は一切ありません。そのため、一般的には共箱の有無が買取において重要なポイントとなってきますが、共箱に入っているからといって必ずしも高価買取できるわけではないこともお伝えしておきます。
共箱は作品の証明書と保護という二つの役割がありますが、大量生産品などは保護の役割しか満たしません。大量生産の贈答品は一見価値ある美術品のようにも見えますが、業界内ではそのような扱いはしないのが通常なのです。
贈答品は美術品と日用品の中間的な価値と考えられることが多いため、一点一点の値段が数百円〜数千円と安価な価格帯になるものが多いでしょう。したがって、汚れなどの傷みがあると値段が付かないケースもあるので注意が必要です。
獏の骨董品の買取方法
美術品買取専門店 獏の大阪店では、「店頭買取」「無料出張買取」に対応しております。
おすすめは「無料出張買取」です。お客様が店舗に出向くことなく美術品査定・買取が行えるため、手間がかからず便利にご利用いただけます。
※宅配・郵送買取については東京店で対応するため、東京の住所へご郵送ください。
無料出張買取では、当店の専門スタッフが当日お客様のお宅に直接訪問して査定いたします。そのため、宅配・郵送する場合に必要となる準備もいらず、気軽な利用が可能です。無料出張買取は以下のような方におすすめです。

美術品買取専門店 獏の大阪店は、絵画・美術品・骨董品等の買取実績が豊富にあります。気になる方はどうぞご遠慮なくお問い合わせください。また、訪問当日までに新たな査定希望の作品が出てきた際は、あわせての査定も可能です。当日の訪問スタッフにどうぞお申し付けください。
店頭買取 | 出張買取 | 宅配買取 |
お客様が当店に直接お持ち込みいただく方法です。 その場で査定・現金でお支払いが可能です。 ※ご来店前に予約をまずお取りください。店頭買取に限り、クーリングオフ対象外となります。 |
当社にご連絡いただき、日程を調整後ご自宅まで無料出張・査定いたします。 提示価格が折り合えば、その場で現金決済となります。 ※エリアや作品の内容によっては、お伺いできない場合もございます。 |
作品の内容やお住まいのエリアによって、作品を宅急便で送っていただき 当社で現物を確認してから振込いたします。 ※ガラスや額が破損しますと作品が傷ついてしまうため厳重に梱包をお願いします。 |
骨董品の買取は絵画買取専門店 獏にご依頼ください
大阪・その他関西エリアで絵画買取・美術品買取を検討されている方は、ぜひ一度、美術品買取専門店、株式会社獏にお気軽にお問い合わせください。お問い合わせ・査定方法は、メール・LINE・電話の3種類からお選びいただけます。
最近では、店舗に足を運んだり直接スタッフと話したりすることのないLINE査定も、仕事や家事で忙しい方を中心に人気を集めています。丁寧に鑑定させていただきますので、どうぞご遠慮なくお声かけください。