田中敦子作品の買取・査定相場と最新の買取価格を公開
日本
田中敦子
タナカ アツコ
買取相場
| 種類 | モチーフ | 買取相場 |
|---|---|---|
| 原画(油絵、アクリル) | 電球など | 数百万~数千万円 |
| 原画(パステル) | 電球など | 数万~数十万円 |
| 版画 | 電球など | 数万~10万円 |
※掲載時の相場のため、最新の買取価格はお問い合わせください.
※内容により取り扱いが難しいケースもございます.
評価の高い作品の特徴
田中敦子の作品は、彼女独自の視点と技法を反映した魅力的なアートピースです。原画と版画の両方を手掛けており、キャンバスや紙を使用した多様なスタイルがあります。
それぞれの作品の特性や評価について、以下に詳しく解説いたします。
原画(油絵・アクリル)
田中敦子の原画作品は、キャンバスに合成樹脂エナメルで描かれている作品と紙にガッシュで描かれている作品の大きく2つに分けられます。
金額は数百万~数千万円単位のものまで多岐にわたり、サイズ、制作年代、描き込み具合などにより評価額が決まります。
サイズに関しては大きければ大きいほど良いとされています。一般的な画家の作品は大きすぎると室内に飾りにくくなるため価格は下がるのですが、田中敦子に関しては大きいほど高評価になります。また、制作年代は、具体美術協会に所属していた1960~70年代頃の作品が良いといわれています。
キャンバスに描かれている作品は非常に高額になる事が多いですが、合成樹脂エナメルを使用しているため、ワレやカビ等のダメージが発生しやすいです。状態により評価が下がるケースがあるので保管には注意が必要です。
原画(パステル)
紙にオイルパステルで描かれた作品です。油絵・アクリルと同様、サイズ、年代、描き込み具合によって判断され、数万~数十万円の買取価格になります。
版画
シルクスクリーンやエッチングで制作されています。直筆の作品に比べると評価は落ち着いた価格帯(数万~10万円程度)になります。
田中敦子の作品に対する市場の需要は、近年は過去のピーク時と比較すると取引頻度や価格がやや落ち着いていたのですが、2024年現在、少し盛り返している印象です。
海外でも需要がある作家のため為替の影響を受けているのではないかと考えられます。
人気のモチーフや良好なコンディションの作品をはじめとしてコレクターの関心が高く、市場での取引が活発に行われています。
田中敦子の評価ポイント
高価買取のポイントは<技法>と<色>です。キャンバスに合成樹脂エナメルで描かれた作品は、高い評価を受けやすいです。
色に関しては、モノトーンで制作された作品もありますが、多様な暖色系の色で構成されている作品の方が高い評価を得ています。また、円形の電球モチーフの数が多いほど高評価になります。
田中敦子の魅力を深掘り
田中敦子
タナカ アツコ
1932年~2005年 物故作家。
日本の現代美術家。大阪府生まれ。1951年に京都市立美術大学(現・京都市立芸術大学)に入学し、同年中退する。1953年の入院中に、退院を待ちわびながら数字を順に描画したことをきっかけに、退院後にその経験をコラージュによる《カレンダー》として作品化した。白髪一雄、村上三郎らが結成した「0会」への参加を経て、1955〜65年まで具体美術協会の一員として活動する。1955年の第1回具体美術展で、約40メートルの電気コードに、等間隔に連ねた20個のベルが順に鳴り響く《作品(ベル)》、1956年の第2回具体美術展では、9色の合成エナメル塗料で塗り分けられた管球約100個と電球約80個からなる《電気服》を発表する。その後《電気服》の管球と電球、電気コードから着想を得て、1957年より絵画シリーズを開始。合成樹脂エナメル塗料を多用し、電気から光へのエネルギーの交換現象を生涯描き続けた。また、1993年には、具体美術協会の一員として第45回ヴェネチア・ビエンナーレに参加する。
2024年に芦屋市立美術博物館で「具体美術協会/芦屋 」、国立現代美術館ソウル館で「接続する体:アジアの女性美術家たち」が開催された。

田中敦子の作風
田中敦子といえば<電球>をモチーフにした絵画作品ではないでしょうか。来日したフランスの美術批評家ミシェル・タピエやサム・フランシス等との交流を経て、立体作品から平面作品に制作の中心が移行していきました。
画面には大小様々な円形が色鮮やかに描かれ、電気コードを思わせる線が縦横に絡みあうように表現されています。平面上での絵具を用いた、持続的かつ変化を求めた実験ともいえるものであったといわれています。
田中敦子の代表作
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無題(版画)
田中敦子の代表作である電球をモチーフにした版画作品です。版画の中では最も評価が高く、5万~10万円前後の買取査定額となります。
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無題(版画)
電気の流れを想像されるスタイリッシュな作品です。買取査定額は1万円~3万円前後となります。
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無題(版画)
色付きの作品と比べると評価が低くなります。買取査定額は1万~3万円前後となります。


