KPMベルリン(ベルリン王立磁器製陶所)
1763年ドイツ史上最も傑出した統治者といわれるプロイセン王国の王、フリードリヒ2世御自ら創立したドイツの陶磁器メーカーである。
当時七年戦争でアウグスト3世が統治するザクセンを攻略したことで、マイセンから陶工を引き抜いて開窯した。即位前の称号であるブランデンブルグ選定候の紋章「王の笏」をロゴとしている。
国王でありながら経営者でもあったフリードリヒ2世はこのブランドを大変愛用し、諸外国の王侯貴族への贈呈品から自身の持ち物までそろえたという。そして多くの職人を救済し、労働状況を改善させた功績から国民からの支持も高かった。
第二次世界大戦では工房が全焼するという事態になるも、フリードリヒ2世が愛した「KPMベルリン」の歴史を絶やさぬよう職人たちが集結し、1957年に事業が再スタートした。現在も手作業による手描き製法は守られている。また、250年以上の老舗の窯でありながら、時代に柔軟に対応し、幅広い活動で時代の先端を走り続けている。近年では有名ブランドとのコラボレーションし、高級車メーカーのブガッティとともにプロジェクトチームを作り、ロゴなど車内の一部にKPMベルリンの磁器を埋め込むなど、唯一無二の製品を生み出している。
KPMベルリンの作風
200年を超える長い歴史を持つ磁器メーカーで、写実的に描かれた陶板作品が高い人気を誇っています。宗教画や肖像画などを描いた作品が多い印象です。他にも皿や花入れなどのテーブルウェアも制作していますが、美術品と言う観点から見ると陶板作品が代表的ではないでしょうか。様々なシリーズで有名ですが、代表的なものだけ紹介させていただきます。
ロカイユ
200年を超える長い歴史を持つ磁器メーカーで、写実的に描かれた陶板作品が高い人気を誇っています。宗教画や肖像画などを描いた作品が多い印象です。他にも皿や花入れなどのテーブルウェアも制作していますが、美術品と言う観点から見ると陶板作品が代表的ではないでしょうか。様々なシリーズで有名ですが、代表的なものだけ紹介させていただきます。
ノイツィーラット
花柄の上品なデザイン。このシリーズに使用される青はフリードリヒ2世が好んだ色とされています。
クアランド
リボンカーテンのレリーフが特徴。花の模様が1点1点異なる為、世界にたった一つの味わいを堪能できるシリーズとして多くの支持を集めています。