宮崎進作品の買取・査定相場と最新の買取価格を公開

日本

宮崎進

ミヤザキ シン

評価の高い作品の特徴

当社で取り扱わさせていただいている作品は主に油絵になります。作品のモチーフ、サイズ、色使い、コンディション等により買取価格が異なるため、売却時にはそれぞれの特徴を理解することが重要です。
以下では、評価基準や買取査定額の目安について詳しく説明します。

油絵

キャンバスに油絵の具で描かれている作品です。絵本の世界から出てきたような可愛らしい人物や雰囲気がある女性をモチーフにした作品に定評があります。落ち着いたトーンで構成された作品が多い印象です。
買取査定額は数万~30万円前後となりますが、サイズ、描き込み具合、コンディション等によってそれ以上の評価も期待できます。

宮崎進の評価ポイントと現在の市場動向

買取価格に関しては、<抽象>を描いた構図が高額査定のポイントです。愛くるしい人物画を描いた作品が特徴的ですが、マーケットでは抽象的なモチーフの方が評価しやすい傾向です。
最大限の買取金額を提案ができるよう精一杯査定をさせていただきますのでお気軽にご相談ください。

宮崎進の魅力を深掘り

宮崎進

ミヤザキ シン

1922年~2018年 物故作家。
山口県徳山市(現・周南市)に生まれた洋画家である。幼少期より地元の洋画家・前田麦二に師事し、油彩画を学びながら舞台美術にも携わる。1939年、日本美術学校油絵科に入学し、大久保作次郎や林武らに学ぶが、1942年に繰り上げ卒業後、応召してソ満国境の守備隊に配属される。終戦後はシベリアに抑留され、過酷な収容生活の中で美術品の模写や肖像画を描くようになる。
帰国後は制作を再開し、1957年から光風会展や日展に出品を重ね、1960年には光風会賞、1965年には日展特選を受賞。1967年には「見世物芸人」で安井賞を受賞し、その名を広く知られるようになる。1972年には渡欧し、各国を巡遊して西洋美術に触れ、以後は団体展から離れ、個展を中心に活動。1980年代以降は、シベリア抑留体験や風景をテーマに、重厚なマチエールを持つ表現へと深化していった。教育者としても多摩美術大学で後進の指導にあたり、1992年に退任後は客員教授、同附属美術館館長、名誉教授を歴任。2004年にはサンパウロ・ビエンナーレに日本代表として出品し、国際的にも評価を高めた。生涯を通じて「生きる意味」を問い続け、自己の体験を根底に据えた深い精神性を宿す作品を生み出した。

宮崎進の作風

宮崎進の作風は、人間の根源的な感情や社会の矛盾に鋭く迫る力強さが特徴です。初期の「旅芸人」シリーズでは、孤独や哀しみを帯びた人物像を重厚な色彩と荒々しい筆致で描き、人間存在の深層に迫りました。2000年代以降は、ドンゴロス(麻袋)をキャンバスに用いた独自の技法を展開し、粗野な素材感と厚塗りの油彩による圧倒的な物質感で原初的なエネルギーを表現。晩年には抽象性も帯び、精神的な深みをさらに追求しています。

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