松樹路人作品の買取・査定相場と最新の買取価格を公開
日本
松樹路人
マツキ ロジン
評価の高い作品の特徴
当社で取り扱わさせていただいている作品は主に油絵になります。作品のモチーフ、サイズ、色使い、コンディション等により買取価格が異なるため、売却時にはそれぞれの特徴を理解することが重要です。
以下では、評価基準や買取査定額の目安について詳しく説明します。
油絵
キャンバスに油絵の具で描かれている作品です。70年代には「白の時代」と呼ばれる、白を基調とした静物画や日常生活をテーマにしたものが多く、80年代以降はシュルレアリスム的な表現や猫のモチーフが印象的です。
買取査定額は数万~10万円前後となりますが、サイズ、描き込み具合、コンディション等によってそれ以上の評価も期待できます。
松樹路人の評価ポイントと現在の市場動向
買取価格に関しては、<シュルレアリスム的表現>を描いた構図が高額査定のポイントです。少年・少女を描いた作品やシュルレアリスム的なモチーフが評価しやすい傾向です。
最大限の買取金額を提案ができるよう精一杯査定をさせていただきますのでお気軽にご相談ください。
松樹路人の魅力を深掘り

松樹路人
マツキ ロジン
1927年~2017年 物故作家。
北海道羽幌町に生まれる。東京美術学校(現・東京芸術大学)に進学し、梅原龍三郎に師事。1950年に独立展に初入選し、1960年には独立美術協会会員となる。初期は「赤の時代」と呼ばれる褐色を基調とした重厚な作風で知られ、生活苦の中でも絵筆を手放さなかった。1964年に過去の作品の一部を焼却し、自らの画業に決別を試みたエピソードは有名である。その後、1969年には藤田嗣治の影響を受け、「白の時代」と称される乳白色を基調とした明快で光を感じさせる作風へと移行した。1971年から武蔵野美術大学で教鞭を執り、多くの後進を育てた。昭和会賞(1970年)、東郷青児美術館大賞(1980年)、宮本三郎記念賞(1987年)、芸術選奨文部大臣賞(1991年)など数々の賞を受賞。2005年には旭日小綬章を受章した。晩年まで創作を続け、2017年に肺炎のため死去。享年90。
松樹路人の作風
松樹路人は、生涯を通じて作風の変遷を重ねながらも、常に対象への真摯な眼差しと内面表現への強い意志を貫いた画家です。
初期は「赤の時代」と呼ばれるように、褐色や暗赤を基調とした重厚な色彩と力強いマチエールで、内省的な人物像を多く描きました。中期以降は青や緑など明るい色彩が加わり、風景や静物など表現の幅を広げつつも、精神性の探求は一貫しています。晩年にはさらに自由で叙情的な筆致へと展開し、深みある画境を築きました。