秦蔵六作品の買取・査定相場と最新の買取価格を公開
日本
秦蔵六
ハタ ゾロク
評価の高い作品の特徴
当社で取り扱わさせていただいている作品は主に銀製品、鉄瓶、青銅製の造形物等になります。作品のモチーフ、サイズ、装飾性、コンディション等により買取価格が異なるため、売却時にはそれぞれの特徴を理解することが重要です。
以下では、評価基準や買取査定額の目安について詳しく説明します。
銀製品、鉄瓶、青銅製の造形物等
主に銀瓶、鉄瓶、鼎といった立体物で有名です。どれも使用される前提での作品ですが芸術の域にまで達したクオリティとなります。
買取査定額は数万~100万円前後となりますが、サイズ、見た目、コンディション等によってそれ以上の評価も期待できます。
秦蔵六の評価ポイントと現在の市場動向
買取価格に関しては、<装飾性と歴史的価値>が高額査定のポイントです。現在は六代目ですが初代は1800年代後半から活動していたため200年以上の歴史があります。美術品としての華やかさだけではなく骨董品としての歴史手価値も評価させていただきます。
最大限の買取金額を提案ができるよう精一杯査定をさせていただきますのでお気軽にご相談ください。
秦蔵六の魅力を深掘り

秦蔵六
ハタ ゾロク
1898年~1984年 物故作家。(四代目)
四代・秦蔵六は1898年、彫金の名門として知られる家系に京都で生まれる。幼少より二代・秦蔵六に師事し、鋳金の基礎を徹底的に学ぶ。高い感性と類まれな技術をあわせ持ち、代々受け継がれてきた伝統技法を踏襲しながらも、現代性を取り入れた独自の表現を模索した。四代目を襲名後は東京や大阪を中心に個展を開催し、鋳金家としての評価を確立。卓越した技術が認められ、技術保持資格者にも認定される。また、京都金属工芸協会の会長として業界の発展にも尽力し、後進の指導や工芸界全体の振興に寄与した。1984年、85歳で逝去。
秦蔵六とは、江戸時代末期から現代まで続く鋳金家の名跡である。初代秦蔵六(1823-1890)は、京都で二代龍文堂に師事した後、中国周漢時代の撥蠟法を研究し、蝋型鋳金において優れた技を発揮した。孝明天皇の銅印や将軍徳川慶喜の金印、さらには明治天皇の御璽・国璽などを手掛け、その名を不動のものとした。代々その技術は受け継がれ、特に中国古銅器の模作は他の追随を許さないと評される。現在、六代目がその伝統と革新を融合させ、個性豊かな青銅器などを制作し、京都を代表する名工として知られているのである。
秦蔵六の作風
蝋型鋳造を極めた金工家として知られ、中国古銅器の写しをはじめ、緻密で格調高い金属作品を多数手がけました。金箔や鍍金を用いた意匠は華やかさと渋さを併せ持ち、独自の美意識を確立しています。代々の蔵六が技術と精神を受け継ぎながらも、現代的感覚を融合させ、花器や茶道具など幅広い分野で唯一無二の存在感を放つ作品を生み出しています。伝統と革新が調和した金工表現の粋といえるでしょう。