武者小路実篤作品の買取・査定相場と最新の買取価格を公開

日本

武者小路実篤

ムシャノコウジ サネアツ

買取相場

種類 モチーフ 買取相場
水墨 画賛など 数千円~数万円前後

※掲載時の相場のため、最新の買取価格はお問い合わせください.

※内容により取り扱いが難しいケースもございます.

評価の高い作品の特徴

武者小路実篤は、大正・昭和期の文学者・思想家であり、「新しき村」運動の創設者としても知られています。文学活動のみならず、独自の画風を持った書画家としても活躍し、「仲良きことは美しき哉」などの名言とともに、温かみのある絵と言葉を組み合わせた“画賛”の作品で親しまれています。
では、具体的に買取相場を見ていきましょう。

水墨画

武者小路実篤の代表的な作品は、水墨で描かれたシンプルな草花や果物などに、直筆の詩や言葉が添えられた「画賛」作品です。どこかユーモラスで力の抜けた線と、心あたたまるメッセージが特徴で、多くのファンに愛されています。
作品の人気は根強くありますが、作品数が多いため希少性はやや低く、買取相場は数千円~数万円前後です。サイズや保存状態、内容によって査定価格は大きく変動します。「仲良きことは美しき哉」や「人生に倦むな」など、よく知られた言葉が入っている作品は高評価になることもあります。

武者小路実篤の評価ポイント

高価買取のポイントは<保存状態の良さ>です。書や絵画、色紙など多彩な表現で知られる武者小路実篤の作品は、作品自体の魅力はもちろんのこと、<シミ・ヤケ・折れ・破れ>といったダメージの有無が査定額に大きく影響します。特に色紙や掛軸は紙質が繊細なため、保存状態が良好なものは希少性が高く、高額査定につながります。肉筆で署名や落款が明瞭なものは、さらに高価買取が期待されます。

お客様の声

男性・50代 満足度 ★★★★★

実家の整理中に見つかった武者小路実篤の掛軸を出張査定で見ていただきました。保存状態が気になっていましたが、担当の方が丁寧に扱いながら、作品の特徴や評価ポイントについて詳しく説明してくださり、納得して売却することができました。対応が誠実で、とても安心感がありました。

男性・50代 満足度 ★★★★★

知人から譲り受けた武者小路実篤の木版画を整理することになり、店頭に持ち込みました。どの程度の価値があるのか分からず少し緊張していましたが、担当の方が穏やかに対応してくださり、安心してお任せできました。説明も丁寧で、買取額にも納得しています。

武者小路実篤の魅力を深掘り

武者小路実篤

ムシャノコウジ サネアツ

1885年~1976年 物故作家。
武者小路実篤は、明治・大正・昭和を通じて活躍した文学者・画家であり、日本芸術院会員、文化勲章受章者としても知られる。1885年、東京市麹町区に生まれ、学習院高等科を経て東京帝国大学に進学するが中途退学し、志賀直哉らとともに創作活動を開始。1910年には雑誌『白樺』を創刊し、文学と美術を融合させた文化運動を展開した。雑誌では西洋近代美術を積極的に紹介し、ロダンやルノアール、セザンヌなどの特集を組むなど、その芸術的感性を社会に広めた。
文学活動と並行し、絵画への関心も深まり、1923年ごろから本格的に制作を開始。1927年には「新しき村」展を開催し、以後も国画会展への出品や個展を重ね、独自の画風を築いた。絵画論や評論も多数執筆し、岸田劉生との交流やヨーロッパ各地での美術館訪問などを通じ、芸術家としての視野をさらに広げた。生涯にわたり一貫して「真と美と愛」を追求した姿勢は、文学にも美術にも通底し、90歳で没するまで多くの人々に影響を与え続けた文化人である。

武者小路実篤の作風

実篤の絵画の最大の特色は、絵の横に自筆の短い言葉や詩を添える讃(さん)という<書画一体の画賛形式>にあります。彼は専門的な美術教育を受けていませんが、小説家として歩みながら30代後半から絵を描き始め、特に晩年まで、書画作品を多く残しました。
最も頻繁に登場するモチーフは、南瓜、松茸、じゃがいも、柿などの野菜や果実です。添えられた言葉には、「仲よき事は美しき哉」「君は君 我は我也 されど仲よき」など、愛、人生、友情、平和への深い思いが込められ、見る人の心に優しく訴えかけます。

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