杉全直作品の買取・査定相場と最新の買取価格を公開

日本

杉全直

スギマタ タダシ

買取相場

 

種類 モチーフ 買取相場
油彩 抽象 数万円~10万円以上も

※掲載時の相場のため、最新の買取価格はお問い合わせください.

※内容により取り扱いが難しいケースもございます.

評価の高い作品の特徴

杉全直は、抽象表現を中心に制作を行ってきた作家で、落ち着いた色調と構成力のある画面構成が特徴です。市場では安定した需要があり、作品内容や状態によって評価が分かれます。

油彩

抽象モチーフの油彩作品は、杉全直の制作の中心となるジャンルです。画面の完成度や色彩のバランス、サイズによって査定額に差が出やすい傾向があります。
買取相場は数万円~10万円以上が目安で、保存状態が良く、作家性がはっきりと表れている作品は比較的高く評価されます。

 

正確な買取価格については、作品を拝見した上でのご案内となりますので、お気軽にご相談ください。

杉全直の評価ポイント

高価買取のポイントは、<きっこう(亀甲)シリーズの抽象作品>です。1960年代以降に展開された六角形の幾何学模様を反復した作品は、重厚なマチエールと鮮やかな色彩による強い視覚効果が評価の核心となっています。日本国際美術展ブリヂストン賞受賞作やヴェネチア・ビエンナーレ出品作に代表されるように、美術史的評価も非常に高いシリーズです。

初期のシュルレアリスム的作品も重要ですが、市場では完成度の高い抽象期のきっこう作品が特に高額査定につながりやすい傾向です。

杉全直の魅力を深掘り

杉全直

杉全直

スギマタ タダシ

1914年~1994年 物故作家。
東京都品川区に生まれる。1924年に兵庫県姫路市へ移り、その後、美術を志して画家が集った埼玉県浦和に拠点を構え、浦和画家の一人として活動した。1933年に東京美術学校油画科へ入学し、1938年に卒業。1939年には福沢一郎らとともに美術文化協会の創立に参加し、シュルレアリスム運動の中核を担った。戦後は抽象表現へと展開し、平面に加え立体作品も制作するなど表現領域を広げ、日本の抽象絵画を牽引した。多摩美術大学、東京芸術大学で後進を育て、1981年に芸術選奨文部大臣賞を受賞。1994年に没するまで制作を続けた。

杉全直の作風

杉全直は、シュルレアリスムから抽象表現へと展開し、独自の幾何学的抽象を確立した画家です。初期には人体や植物を用いた幻想的で象徴性の強い表現を行い、戦後はアンフォルメルの影響を受けて抽象へと移行しました。とりわけ六角形の亀甲文様を反復する「きっこう」シリーズは、鮮やかな色彩と理知的な構成によって装飾性と抽象性を融合させた代表作です。規則的な形態の中にリズムと緊張感を生み出し、戦後日本美術における幾何学抽象の重要な位置を占めています。

0120-89-0007 営業日10:00〜18:00 日祝休み メール LINE