村田整珉作品の買取・査定相場と最新の買取価格を公開
日本
村田整珉
ムラタ セイミン
買取相場
| 種類 | モチーフ | 買取相場 |
|---|---|---|
| 工芸 | 香炉など | 数万円~10万円以上も |
※掲載時の相場のため、最新の買取価格はお問い合わせください.
※内容により取り扱いが難しいケースもございます.
評価の高い作品の特徴
村田整珉は金工分野において高い評価を受ける作家であり、特に香炉などの工芸作品において精緻な造形と品格ある仕上がりが特徴です。伝統技術に裏打ちされた作品は茶道具・香道具としての需要もあり、市場でも安定した評価を得ています。
作品の出来やサイズ、保存状態によって買取価格には幅がありますので、具体的に見ていきましょう。
工芸
代表的な作品として香炉が挙げられ、細部まで丁寧に作り込まれた装飾や落ち着いた金属の質感が魅力です。造形の美しさや意匠の完成度、使用されている素材などが評価のポイントとなります。
買取価格は数万~10万円以上も見込まれます。小型でシンプルな作品は数万円台が中心となりますが、意匠に優れたものや保存状態が良好な作品は10万円を超える場合もあります。
村田整珉の評価ポイント
作品の裏側や底部に刻まれた「整珉鑄」などの銘が鮮明であるかが真贋の大きな決め手となります。江戸後期から明治にかけて非常に人気のあった作家ゆえに後世の模倣品も多いため、共箱の有無や、古くから伝わる名家・収集家の伝来品であることを裏付ける資料があると、評価は格段に上がります。
村田整珉の魅力を深掘り
村田整珉
ムラタ セイミン
1761年~1837年 物故作家。(初代)
村田整珉は江戸後期を代表する鋳金家である。木村氏に生まれ、1776年に神田鍛冶町の鋳物師・田川珉武に師事して鋳造技術を修得した。のちに田川家の後見となり、両家の姓を合わせて村田を称し、総次郎と名乗るとともに北玉叟整珉の号で活動した。神田竜閑町に居を構え、蝋型鋳造による精緻な作品を数多く手掛けた。1815年には日光東照宮二百年忌に際し、将軍徳川家斉らの命により奉納品の制作を担うなど、その技量は高く評価された。写実性に富む表現を特色とし、亀の置物や仏具、花器、水盤など多様な作品を残している。代表作には五具足や花園神社の獅子像が知られる。後進の育成にも努め、養子や実子へと家名が継承された。

村田整珉の作風
江戸時代後期に鋳物師として活躍した村田整珉は、蝋で原型を作る<蝋型鋳金>の技法を駆使し、非常に複雑で繊細な造形を実現しました。細部まで丁寧に作り込まれた造形は、実物さながらの存在感を持ちながらも、どこか柔らかく温もりを感じさせます。金属でありながら有機的な質感を備えた作品は、写実性と工芸的美しさが見事に融合した作風として高く評価されています。