淀井敏夫作品の買取・査定相場と最新の買取価格を公開
日本
淀井敏夫
ヨドイ トシオ
買取相場
| 種類 | モチーフ | 買取相場 |
|---|---|---|
| ブロンズ | キリンなど | 数万円~10万円以上も |
※掲載時の相場のため、最新の買取価格はお問い合わせください.
※内容により取り扱いが難しいケースもございます.
評価の高い作品の特徴
淀井敏夫の彫刻作品は独特な細長い造形が特徴で、屋外彫刻から小品まで幅広く制作しており、市場でも一定の評価を得ています。
作品のサイズや出来、保存状態、エディションの有無によって買取価格は変動します。具体的に見ていきましょう。
ブロンズ
代表的なキリンをはじめとする動物モチーフのブロンズ作品は、買取価格が数万~10万円以上が目安です。
全体としては比較的安定した相場を持つ作家であり、作品のサイズや状態、付属品の有無が査定額に大きく関わります。良好なコンディションで保管されている作品や完成度の高いものは、相場以上の評価となることもあります。
淀井敏夫の評価ポイント
サイズが大きく存在感のある作品や、造形の完成度が高いものは評価が上がりやすいです。また、限定数のあるエディション作品やサイン・刻印が明確なものは査定において重要なポイントとなります。保存状態も大きく影響し、サビや変色が少ないものほど高評価が期待できます。
淀井敏夫の魅力を深掘り

淀井敏夫
ヨドイ トシオ
1911年~2005年 物故作家。
淀井敏夫は兵庫県朝来郡(現・朝来市)に生まれた彫刻家である。1928年に大阪市立工芸学校を卒業後、東京美術学校彫刻科に進み、塑造を北村西望、木彫を関野聖雲に学んだ。在学中の1931年、第12回帝展に出品した《男立像》が初入選を果たし、以後は二科展を中心に発表を続ける。1954年に会員努力賞、1972年に東郷青児賞、翌年には内閣総理大臣賞を受賞するなど高い評価を得た。1976年には芸術院賞を受賞し、1994年文化功労者、2001年には文化勲章を受章している。1954年から1978年まで東京藝術大学で教鞭を執り、後進の育成にも尽力した。細長くデフォルメされた人体表現と、削ぎ落とされた形態、岩肌を思わせる質感に特色があり、独自の具象彫刻を確立した。東京都にて没する。
淀井敏夫の作風
最大の特徴は、モチーフとなる人物や動物(特に鳥や牛など)の形を、<縦や横に細長く引き伸ばしたような独特のプロポーション>です。ブロンズの表面はあえて凹凸を多く残し、光と影の揺らぎを取り込むことで、物質としての重さを消し去り、空気に溶け込むような軽やかさを生み出しています。
また、冬の凍てつく空気や、水辺の静寂、風に吹かれる瞬間など、周囲の環境をも含めた情景を形にすることを得意としました。その佇まいは、力強い生命の叫びというよりは、静かで内省的な物語性を感じさせます。