玉屋庄兵衛作品の買取・査定相場と最新の買取価格を公開
日本
玉屋庄兵衛
タマヤ ショウベエ
買取相場
| 種類 | モチーフ | 買取相場 |
|---|---|---|
| からくり人形 | からくり人形 | 数万円~50万円前後 |
※掲載時の相場のため、最新の買取価格はお問い合わせください.
※内容により取り扱いが難しいケースもございます.
評価の高い作品の特徴
玉屋庄兵衛は、日本を代表するからくり人形師の名跡として知られ、江戸時代から続く伝統技術を継承する作家です。精巧な機構と高度な木工技術を融合させたからくり人形は、美術工芸品としてだけでなく機械仕掛けの芸術作品としても高く評価されています。茶運び人形や弓曳童子などの古典的な題材を中心に、国内外の収集家から人気があります。
市場では作品の種類や動作状態、保存状態、制作年代によって査定額が大きく変動します。具体的に見ていきましょう。
からくり人形
からくり人形作品の買取価格は、数万~50万円前後が目安です。
共箱や由来書、修理記録などの資料が残っている作品は査定面で有利です。からくり人形は可動機構を持つため、ゼンマイや内部構造の不具合、部材の欠損がある場合は減額対象となります。
全体としては、伝統工芸と機械技術を融合した希少性の高い分野であり、完成度の高い作品や保存状態の優れたものは相場以上の評価となることもあります。
玉屋庄兵衛の評価ポイント
精巧な機構を備えた大型作品や、伝統的な意匠を忠実に再現した作品は高額査定となりやすい傾向があります。特に動作が良好で、部品の欠損がない作品は高く評価されます。木地の状態や衣装の保存状態、細工の丁寧さも査定の重要なポイントです。
玉屋庄兵衛の魅力を深掘り

玉屋庄兵衛
タマヤ ショウベエ
1954年~現在に至る。(九代目)
玉屋庄兵衛は、江戸時代より続く名古屋のからくり人形師の名跡である。初代は1733年、尾張藩主・徳川宗春の招きにより京都から名古屋へ移り住み、山車からくりの修理や操作指導を行ったことに始まる。以後、代々その技術が受け継がれ、日本を代表するからくり人形師として知られるようになった。
現在の九代玉屋庄兵衛は1954年生まれ。本名は高科庄次。25歳で七代目に入門し、1995年に襲名した。江戸末期に田中久重が制作した「弓曳童子」の復元や、「茶運人形」の制作などで高い評価を受ける。作品は国立科学博物館や大英博物館にも収蔵され、日本の伝統技術を国内外へ広く紹介している。また、各地の山車からくりの復元修復にも携わり、2015年には「現代の名工」に選ばれた。現在も犬山の工房を拠点に、実演や制作活動を続けている。
玉屋庄兵衛の作風
玉屋庄兵衛といえば、日本を代表する<からくり人形>の名跡です。クジラの髭をバネに利用したり、木の歯車を組み合わせたりする江戸時代の技法を忠実に守っています。代表作である「茶運び人形」や「弓曳童子」に見られるように、プログラムされた一連の複雑な動作を、電気を一切使わず機械仕掛けだけで実現する、緻密な計算に基づいた設計が特徴です。