浮田要三作品の買取・査定相場と最新の買取価格を公開

日本

浮田要三

ウキタ ヨウゾウ

買取相場

種類 モチーフ 買取相場
絵画 抽象 数万~30万円前後

※掲載時の相場のため、最新の買取価格はお問い合わせください.

※内容により取り扱いが難しいケースもございます.

評価の高い作品の特徴

浮田要三は、絵画を中心に抽象表現を追求した作家です。作品の買取価格は、制作時期や技法、サイズ、保存状態などによって変わります。

抽象絵画

キャンバスや紙などに描かれた抽象作品で、買取価格は数万~30万円前後が目安です。
具体美術協会に参加していた1955~1964年頃の作品は、当時の前衛美術の動向を知るうえでも重要であり、制作年代を確認することが査定のポイントになります。また、後年の作品についても、素材や表現方法、作品としての完成度を見極めます。
作品の裏面にあるサインや年記、展覧会シール、旧蔵者に関する資料なども確認対象です。絵具の剥落や紙の変色、カビなどが見られる場合は、保存状態に応じて査定額が変動します。

浮田要三の評価ポイント

浮田要三の査定では、具体美術協会への参加時期にあたる作品かどうかに加え、作品の来歴や発表歴が重要な判断材料になります。特に、具体美術協会の展覧会への出品記録や、過去の展覧会図録に掲載された作品は、資料との照合によって評価を深められます。
また、作品に付属する展覧会案内状や購入時の記録、旧蔵者の情報なども大切です。浮田の作品は制作時期によって素材や技法が異なるため、画面だけでなく裏面や付属資料まで確認し、総合的に査定します。

浮田要三の魅力を深掘り

浮田要三

浮田要三

ウキタ ヨウゾウ

1924年~2013年 物故作家
大阪府出身。1947年に尾崎書房へ入社し、翌1948年に創刊された児童詩誌『きりん』の編集・発行に携わる。
児童詩誌『きりん』の編集者として活動する一方、具体美術協会に所属し、独自の抽象表現を追求した。
編集から販売まで幅広く担当し、約17年間にわたって同誌を支えた。誌面の表紙絵を通じて吉原治良と知り合い、その勧めを受けて絵画制作を始める。
1955年、吉原が主宰する具体美術協会に参加し、具体美術展などで作品を発表した。分厚く絵具を塗り重ねた質感や、単純化された形態を組み合わせた表現が特徴で、児童美術への関心もうかがえる作品を制作した。1964年に同会を退会した後は、製袋会社の経営などに携わり、しばらく制作活動から離れる。1970年代後半から再び作品を手掛け、1983年にはドイツのデュッセルドルフで開かれた具体・AU展に参加。その後も国内外で発表を続け、2013年に89歳で逝去した。

浮田要三の作風

浮田要三は、単純化された幾何学的な形と鮮やかな色彩を組み合わせた、独創的な抽象表現で知られています。初期の具体美術協会時代には、子どもの落書きを思わせる自由でのびやかな表現を展開しました。
児童詩誌『きりん』の編集に携わった経験も、こうした表現の背景にあります。また、木材や鉄板、ビニールシートなど、絵画の枠にとらわれない素材を取り入れた作品も特徴です。制作再開後は、幾何学的な形の配置や明快な色面による構成など、独自の抽象表現を深めました。

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