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ロイヤル・コペンハーゲンの歴史

コペンハーゲン

1775年にデンマーク王室の保護のもと、開窯される。東洋から輸入された神秘的な「白い金」と呼ばれた宝・白磁を探し求めることからはじまり、1709年にマイセンがヨーロッパ初の硬質磁器の発明に成功したことにより陶磁器ブームは、やがて周りの各国に波及し、当時のデンマークでも自国で磁器生産になることは悲願であった。
磁器の製造方法は何年もの間マイセンによる門外不出の秘法とされていて、ヨーロッパの貴族はこれらの磁器を自分のコレクションにしたいと探し求め、また開発したいと磁器研究所を各所に作らせていた。
「王立デンマーク陶器製作所」も、元々鉱物学者のフランツ・ハインリッヒ・ミュラーが硬質磁器の研究をしていたところを皇太后ジュリアン・マリーの支援で開設され、それがロイヤルコペンハーゲンの始まりである。1779年には王立の窯「王立コペンハーゲン磁器製作所」となり、以来100年余りを王室専用の窯として制作していた。その後1868年にロイヤルコペンハーゲンは王室から民間の手に移行し現在に至る。

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ロイヤル・コペンハーゲンの買取ポイント

ロイヤル・コペンハーゲンの作風

デンマークが誇るデンマーク王室ご用達の老舗ブランド、北欧デンマーク産の磁器であり国内でも高い人気があります。ロイヤルコペンハーゲンは創業時より、金彩を含む多彩な上絵付け行う五彩と、コバルト釉に透明釉をかけた染付「青花(せいか)」の製造を目指していました。豪華でコストがかかる五彩を宮廷用、低コストの青花を日用品にしようとするが最初はうまくいかずマイセンの技術を導入しつつ独自化に励んだと言われています。やがて青花は主力となり、ブルー・フル―テッドとして定着し、五彩製品同様、波上の凹凸ある型押しや彫像も施された作品になっていきました。
また、作品にはペインターのサインとともに「王冠」と「3本の波線」が描かれています。王冠はデンマーク王室ご用達としての印であり、3本の波線はデンマークを囲む大スンド海峡・大ベルト海峡・小ベルト海峡の3つの海峡を表しています。波線は創立者ジュリアン・マリーのアイデアが採用されたと伝えられ、現在でも採用されている印象的なサインです。

ロイヤル・コペンハーゲンの現在の評価と価値

作品の殆どがテーブルウェア関連で、カップ&ソーサーやイヤープレートなどを良く見かけます。国内の市場に流通する作品の多くは近代に制作されたモノで、アンティーク品は少ない印象です。テーブルウェアとして評価されているため同シリーズでセットされていると良いとされています。具体的にはカップ&ソーサーが6客揃い、ポット、クリーマー、シュガーポットのセットが理想ですが、1客のみでも買取は可能です。
ブルーで染付された作風が代表的なモチーフですが、フローラダニカと呼ばれる金彩や透かしが特徴的な作品が最も評価は高いと言えます。
ロイヤルコペンハーゲンのご売却をご検討の際は、お気軽にご相談ください。

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1995年のイヤープレートはなぜ希少性があるのか

毎年クリスマスから新年にかけて発売されるイヤーアイテム。その中でもイヤープレートは人気が高く、1908年からその時代や人々の想いを描き続けてきました。その長い歴史の中でも1995年度のイヤープレートは高値が付いています。それは一体なぜでしょう。

まず理由の一つとしては、1995年に大規模なストライキが起きて工場の生産が止まり、需要に対して販売された数が少なかったからだと言われています。そして、ある有名な芸能人が結婚式の引き出物に大量注文したため、日本国内での流通量が少なくなってしまったなども挙げられます。

生産量が少なかったのが主な原因ですが、その他に描かれている絵柄にも人気の秘密があります。
プレートにはデンマーク郊外のホルスタイン城が描かれており、その手前にはソリでツリーを運んでクリスマスの準備に勤しむ家族の姿。それまでのロイヤルコペンハーゲンのイヤープレートにはキリスト教関係の絵が多く、聖職者や教会の絵柄はほとんどだったのです。この年代頃から家族のモチーフが多く登場するようになり、ホリデーシーズンに向けて高鳴る気持ちに多くの人が親近感を持つようになったため、人気がさらに高まったようです。


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ロイヤル・コペンハーゲンの代表作品

  • イヤープレート

    ■イヤープレート(1908年)
    現在まで続くイヤープレートの歴史はここから始まりました。最も人気があるイヤープレートのひとつです。
  • 陶板 千住博

    ■ウォーターフォール(千住博)
    日本画家・千住博とのコラボ作品です。他にも異なる図柄や違う作家とコラボした陶板作品を発表しています。
  • ブルーフル―テッド

    ■ブルーフル―テッド

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