死後30年以上経過していますが、極端な相場の値下がりも無く安定的な評価ができる作家ではないでしょうか。
具体的な買取金額は現物を見る必要があります。しかしながら作品の技法やモチーフによりある程度相場が決まっているため紹介させていただきます。大きく油絵と版画に大別されます。順に見ていきましょう。
油絵
キャンバスに油絵で描かれた作品です。洋画家・香月泰男のようにブラウン系の背景に対象物が描かれています。モチーフにより異なりますが数十万円台前半の買取が多い印象です。最終的には構図・サイズ・コンディションにより具体的な金額が決定します。評価額は一時期に比べると厳しくなっています。
現在、所定鑑定機関は<東美鑑定評価機構鑑定委員会>になりますが、鑑定書が無くても買取は可能となります。お気軽にご相談ください。
版画
本来は版画で有名になった作家です。孔版という技法で摺られた作品は数万円台の買取査定額となります。通常ですと版画作品の価格は油絵の十分の一に満たない価格帯です。それに比べると若干評価できるといえます。古い作品も多いためシミや汚れのダメージが出ている可能性が高いです。
福井良之助の評価ポイント
福井良之助はいくつかのモチーフを中心に作品を描いていました。
白い雪が特徴的な冬景色は安定的な人気がありますが、<舞妓>や<静物作品>の方が高価買取しやすい傾向です。ブラウンを中心とした落ち着いた色合いの中でも鮮やかな色が使われていると良いとされています。画集に掲載されていると若干評価が上がります。