作品の技法により評価が分かれますので順に見ていきましょう。
油絵
伊藤清永が残した作品で最も評価が高いジャンルは油絵です。上で述べたようにモチーフや表現方法によって買取金額は大きく変化するのは理解していただいたと思います。そのため、非常に曖昧な表現となりますが数十万円台で買取する事が多いです。美術館に収蔵されるクオリティ、サイズでしたら100万円以上の買取も可能ですが、売り絵と呼ばれるようなサイズの作品は数十万円単位の買取になるかと思います。
当然ですが作品自体にダメージが出ていると評価に影響します。コンディション管理は重要です。
油絵作品は湿気等によるワレやカビがでる場合があります。作品によっては数十年以上経過しているため、状態はしっかりと確認させていただきます。
パステル・デッサン
描き込み具合によりますが、油絵作品と比べると落ち着いた価格帯となります。
版画
有名人気作家だったため版画作品も制作されましたが、需要が少なくなっているため非常に厳しい評価額になります。
油絵などの原画作品は<洋画家・中山忠彦氏>若しくは<日本洋画商協同組合>の鑑定が必要な場合もあります。鑑定書が無くても査定後に取得できるため、お気軽にお問合せください。
伊藤清永の評価ポイント
晩年の表現様式が最も評価が高い印象です。特に<裸婦>や<薔薇>などのモチーフは人気が高いです。
一方、作風が成熟するまでの表現様式は落ち着いた買取価格になる可能性もあります。
バブル期のような需要が高まっている時は作家基準で評価される事もありましたが、現在は作品のクオリティが非常に重要視されています。