アルベルト・ジャコメッティ作品の買取・査定相場と最新の買取価格を公開
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アルベルト・ジャコメッティ
アルベルト・ジャコメッティ
買取相場
| 種類 | モチーフ | 買取相場 |
|---|---|---|
| ブロンズ | 人物など | 数十万円~300万円以上も |
| デッサン | 人物など | 数十万円~100万円以上も |
| 版画 | 人物など | 数千円~50万円以上も |
※掲載時の相場のため、最新の買取価格はお問い合わせください.
※内容により取り扱いが難しいケースもございます.
評価の高い作品の特徴
アルベルト・ジャコメッティは、20世紀を代表する彫刻家であり、細長く引き伸ばされた人物像によって世界的な評価を確立しました。実存主義を象徴するような孤独感や存在感を表現した作品は現在も高い人気を誇り、美術市場ではトップクラスの評価を受けています。
ブロンズ彫刻だけでなく、デッサンや版画作品にも根強い需要があります。作品の種類や制作年代、保存状態によって買取価格は大きく変動します。具体的に見ていきましょう。
ブロンズ
人物をモチーフとしたブロンズ作品の買取価格は、数十万~300万円以上が目安です。
ジャコメッティを代表する細身の人物像は特に人気が高く、サイズの大きな作品や希少なエディション作品は高額査定が期待できます。鋳造所の刻印や証明書の有無も重要な評価ポイントです。
デッサン
人物を描いたデッサン作品の買取価格は、数十万~100万円以上が目安です。
鋭い観察眼による線描表現は高く評価されており、サイン入り作品や来歴の明確な作品は特に人気があります。保存状態の良い作品ほど高評価につながります。
版画
人物をモチーフとした版画作品の買取価格は、数千円~50万円以上が目安です。
限定部数の少ない作品やサイン入り作品は評価が高く、人気の高い人物像を題材とした作品は相場を上回る査定となる場合があります。エディション番号や保存状態も重要な査定ポイントです。
アルベルト・ジャコメッティの評価ポイント
ジャコメッティの作品は世界的な需要があり、特に真作性が明確な作品や来歴のしっかりした作品は高額査定が期待できます。証明書や展覧会図録などの資料が残っている場合は、査定時に併せて提示することをおすすめします。
アルベルト・ジャコメッティの魅力を深掘り

アルベルト・ジャコメッティ
アルベルト・ジャコメッティ
1901年~1966年 物故作家。
アルベルト・ジャコメッティは、20世紀を代表する彫刻家・画家として知られ、スイスのスタンパで生まれた。画家であった父の影響を受けて幼少期から芸術に親しみ、若くして肖像制作に取り組んだ。ジュネーヴで美術を学んだ後、1922年にパリへ移り、彫刻家アントワーヌ・ブールデルのもとで研鑽を積む。当地ではパブロ・ピカソやマックス・エルンストら前衛芸術家と交流し、シュルレアリスムの影響を受けた独創的な作品を発表した。
1930年代以降は具象表現へと回帰し、人物を見たままに捉えながら、その存在の本質を追究する制作へと向かう。第二次世界大戦後には、弟ディエゴや哲学者・矢内原伊作らをモデルに試作を重ね、細く引き伸ばされた人体像という独自の様式を確立した。《歩く男Ⅰ》や「ヴェネツィアの女」シリーズに代表される作品は、人間存在の孤独や不安を象徴するものとして高く評価されている。晩年には絵画制作にも力を注ぎ、彫刻とともに戦後美術を代表する存在として国際的な名声を築いた。1966年に逝去。
アルベルト・ジャコメッティの作風
最大の特徴は、<極端に細長く引き伸ばされた人物像>にあります。代表作《歩く男》に見られるように、人物は痩せ細りながらも力強く立ち続ける姿で表現されます。その造形は単なる人体表現ではなく、人間の孤独や不安、そして生きることそのものを象徴しています。
また、彫刻の表面には指やヘラによる激しい制作の痕跡が残されており、ざらついた独特のマチエールが生命の緊張感を際立たせています。人物像だけでなく肖像や裸婦にも取り組みましたが、いずれも写実的な再現ではなく、対象の内面や存在感を凝縮した表現が特徴です。