鵬雲斎作品の買取・査定相場と最新の買取価格を公開
日本
鵬雲斎
ホウウンサイ
買取相場
| 種類 | モチーフ | 買取相場 |
|---|---|---|
| 掛軸 | 書 | 数万円~10万円以上も |
| 茶道具 | 茶杓 | 数万円~10万円以上も |
| 茶道具 | 竹蓋置 | 数万円~5万円前後 |
※掲載時の相場のため、最新の買取価格はお問い合わせください.
※内容により取り扱いが難しいケースもございます.
評価の高い作品の特徴
鵬雲斎は、裏千家十五代家元であり、現代茶道界を代表する茶人のひとりです。長年にわたり茶道文化の普及と国際交流に尽力し、その品格と精神性を体現した書や茶道具は、多くの茶人やコレクターから高い評価を受けています。
それでは、具体的に見ていきましょう。
掛け軸(書)
鵬雲斎の書は、茶の湯の精神を映し出すような静寂と力強さを兼ね備えており、茶室の掛物として非常に人気があります。買取価格は数万円~10万円以上が相場で、書の内容や筆勢、落款の状態によって評価が変わります。特に茶会で使用されたものや、共箱付きの作品は高額査定となる傾向です。
茶道具(茶杓)
鵬雲斎による茶杓は、書付や花押入りのものが多く、茶道具として高い人気を誇ります。竹の風合いや銘の意味によっても価値が変わり、買取価格は数万円~10万円以上が相場です。著名な茶人との合作や、由来が明確な作品はさらに高額査定になることがあります。
鵬雲斎の評価ポイント
鵬雲斎(裏千家15代・千玄室)の高価買取のポイントは<自筆の掛軸>と<自作の茶杓>です。
自筆の茶掛(掛軸)は、和敬清寂の精神を体現した一行書や墨蹟が特に人気で、家元としての格式と精神性の高さから市場でも安定した評価を得ています。また、自作の茶杓は裏千家の正統な流れを継ぐ銘入り作品として需要が高く、共箱や命名(銘)の内容、製作年代によって査定額が大きく変動します。
鵬雲斎の魅力を深掘り

鵬雲斎
ホウウンサイ
1923年~2025年 物故作家。
京都生まれ。裏千家14代・碩叟宗室の長男として生まれ、15代家元・汎叟宗室(号・鵬雲斎)を継ぐ。戦時中は海軍中尉として特攻隊に志願、終戦を迎えて復員。同志社大学卒業後、1959年に日本青年会議所会頭を務め、1964年に家元を襲名。茶道の国際的普及に尽力し、ハワイ大学など海外での講演活動を通じて“平和の茶道外交”を展開した。1991年に南開大学で哲学博士号、2008年に中央大学校で文学博士号を取得。ユネスコ親善大使、日本・国連親善大使などを務め、国際文化交流に貢献。2002年に家元を長男に譲り、自らは「玄室」と改名して大宗匠となる。2025年、102歳で逝去。
鵬雲斎の作風
鵬雲斎といえば、<静寂と気品をたたえた墨の美>です。裏千家15代家元として、茶の湯の精神を軸に、書や茶掛、茶道具の制作を通して日本の美意識を体現しました。彼の作品は、余白を生かした構成と、流れるような墨の線が特徴で、簡潔ながらも深い精神性が感じられます。特に茶掛では、禅の言葉や自然を題材にした書が多く、静謐な中に温かみと力強さが同居しています。華美な装飾を排し、和の本質を見つめるその作風は、現代においても多くの茶人や美術愛好家に深い感銘を与え続けています。