加守田章二作品の買取・査定相場と最新の買取価格を公開

日本

加守田章二

カモダ ショウジ

買取相場

 

種類 モチーフ 買取相場
陶磁器(前期) 無機質 数万~30万円程度
陶磁器(晩年) 幾何学模様 100万~数百万円

※掲載時の相場のため、最新の買取価格はお問い合わせください.

※内容により取り扱いが難しいケースもございます.

評価の高い作品の特徴

加守田章二は現在も日本陶芸界に影響を与える偉大な作家です。49歳という若さで亡くなり、もう少し活動期間が長ければ更に評価されていたのではないかと思います。
作品はぐい呑みや湯呑など小さめの作品が多く、茶碗や花入れなど大きい作品は少ない印象です。

 

買取価格の相場は、作品が作られた年代や種類(壺や花瓶、茶碗など)、状態などによって異なります。年代でいえば前期の作品よりも後期の作品が良いとされています。
一般的には大きい作品のほうが値段がつきやすいですが、加守田章二の作品に関しては、大きさよりも造形が重要視されます。無機質でシンプルな作品よりは、幾何学的・現代的な釉薬で構成された作品が高くなります。
金額的には、前期の無機質な作品は数万円から30万円程度なのに対して、晩年に近い、幾何学的な模様で制作された作品になると100万円以上のお値段がつくことが多いです。
状態が良ければ高く評価されますし、共箱があればさらに価値が上がります。一般的な作品は数万円から数十万円程度ですが、希少で状態の良いものは数百万円以上になることもあります。

加守田章二の評価ポイント

高価買取のポイントは<年代>でしょう。加守田章二作品の買取金額は数万円台から数百万円台と様々ですが、高価買取が期待できる作品の多くは1970年代以降に制作されている印象です。年代とクオリティが合致すれば100万円以上の買取は間違いないでしょう。加守田章二の作品のご売却をご検討の際は、お気軽にご相談下さい。

加守田章二の魅力を深掘り

加守田章二

カモダ ショウジ

1933年~1983年 物故作家。
大阪府岸和田市生まれる。1949年に大阪府立岸和田高等学校に入学。1950年に大阪府立高等学校図画工作研究会主催の「第3回大阪府立高等学校展」に油彩を出品し、ホルベイン賞を受賞する。1952年に京都市立美術大学工芸科陶磁器専攻に入学。富本憲吉、近藤悠三らに師事する。1956年に卒業後、日立製作所入社日立市の大甕陶苑技術員となり作陶に従事する。1958年から益子で日立社員として塚本製陶所の研究生となる。1959年に塚本製陶所、日立製作所を退社し、同年に益子町で独立。1966年に日本陶磁協会賞を受賞、翌年に作陶家としては初の高村光太郎賞を受賞した。1981年に台北国立歴史博物館開催の「中・日現代陶芸家作品展」に招待出品する。1983年に49歳という若さで逝去。
2024年に益子陶芸美術館で「開館30周年記念 ジュリアン・ステアと加守田章二―“うつわ”の必然性―」、華鴒大塚美術館で「金重陶陽と加守田章二-土味、造形、そして美-S&Kコレクションから」が開催された。

加守田章二

加守田章二の作風

加守田章二は伝統的な益子焼に近代的なエッセンスを取り入れて、新たな時代を切り開いた作家です。初期の作風は石灰釉、飴釉、灰釉をメインに手がけていましたが、徐々に益子の民芸調とは異質の文様や形状に変化し、独自の道を歩み出しました。

ターニングポイントは1969年に岩手県遠野に釜を築いて隠棲してからでしょう。この時期から家族や周囲と隔絶した厳しい環境に身をおき、厳しい環境下で制作を続けたことにより、「曲線彫文壺」や「彩陶壺」などの新たな作風を生み出しました。このような先進的な様式は日本陶芸界に大きな反響を呼び、一躍時の人となりました。

自然界から与えられた土を丁寧に扱い、生命感が宿る陶芸を生み出し、新たな造形美を提案してくれた偉大な作家です。

0120-89-0007 営業日10:00〜18:00 日祝休み メール LINE