鹿子木孟郎作品の買取・査定相場と最新の買取価格を公開
日本
鹿子木孟郎
カノコギ タケシロウ
評価の高い作品の特徴
当社で取り扱わさせていただいている作品は主に油絵になります。作品のモチーフ、サイズ、色使い、コンディション等により買取価格が異なるため、売却時にはそれぞれの特徴を理解することが重要です。
以下では、評価基準や買取査定額の目安について詳しく説明します。
油絵
キャンバスに油絵の具で描かれている作品です。風景画をメインに人物画なども描いていました。日本洋画界の黎明期を支えた作家のひとりです。
買取査定額は数万~30万円前後となりますが、サイズ、描き込み具合、コンディション等によってそれ以上の評価も期待できます。
鹿子木孟郎の評価ポイントと現在の市場動向
買取価格に関しては、<人物>を描いた作品が高額査定のポイントです。風景画を多く残していますが、人物画こそが鹿子木孟郎の真骨頂となります。写実的なタッチで表現された作品は評価しやすい傾向です。
最大限の買取金額を提案ができるよう精一杯査定をさせていただきますのでお気軽にご相談ください。
鹿子木孟郎の魅力を深掘り

鹿子木孟郎
カノコギ タケシロウ
1874年~1941年 物故作家。
岡山県岡山市に旧岡山藩士の家に生まれた。幼少期より油彩に親しみ、松原三五郎の天彩学舎で学んだ後、東京で小山正太郎の不同舎に入門。教員免許を取得し、各地で美術教師として務めたのち、1900年に渡米し、ボストンで水彩画展を成功させた。さらにパリではジャン=ポール・ローランスに師事し、サロン・ド・パリ入選やアカデミー・ジュリアン一等賞を得るなど頭角を現す。帰国後は関西美術院の創設に尽力し、院長として関西洋画壇を牽引。文展や帝展の審査員を務め、国内美術界の重鎮となる。三度にわたる渡仏ではメナールにも師事し、アカデミズムの紹介者としても重要な役割を果たした。多くの後進を育てた功績により、1932年にフランス政府よりレジオン・ドヌール勲章を受章。1941年、京都にて没す。日本近代洋画の発展に大きく貢献した人物である。
鹿子木孟郎の作風
鹿子木孟郎は、フランス・アカデミズムの厳格な写実主義に根ざした洋画家で、精緻なデッサンと構築力を重視した作品を数多く残しました。印象派などの新潮流には距離を置き、伝統的な油彩技法に基づく端正で落ち着いた画面構成を貫きました。特に肖像画や人物画においては、その忠実で緻密な描写が高く評価されています。修練と努力を重んじた作風は、日本洋画史の中でも独自の存在感を放っています。