黒田辰秋作品の買取・査定相場と最新の買取価格を公開

日本

黒田辰秋

クロダ タツアキ

評価の高い作品の特徴

当社で取り扱わさせていただいている作品は主に木工芸及び漆芸になります。作品のモチーフ、サイズ、色合い、コンディション等により買取価格が異なるため、売却時にはそれぞれの特徴を理解することが重要です。
以下では、評価基準や買取査定額の目安について詳しく説明します。

茶道具(木工芸及び漆芸)など

主に棗、茶托、茶托など茶道で使用される道具をメインに制作していました。木工芸家及び漆芸家として、その独自の美学と技術が高く評価されています。
買取査定額は数万~100万円前後となりますが、サイズ、見た目、コンディション等によってそれ以上の評価も期待できます。

黒田辰秋の評価ポイントと現在の市場動向

買取価格に関しては、<螺鈿などの装飾性の高さ>が高額査定のポイントです。道具としての役割だけではなく、デザインとしての美しさが買取金額に与える影響は高いです。
しかしながら、他の作品でも最大限の買取金額を提案ができるよう精一杯査定をさせていただきますのでお気軽にご相談ください。

黒田辰秋の魅力を深掘り

黒田辰秋

黒田辰秋

クロダ タツアキ

1904年~1982年 物故作家。
京都市祇園に生まれる。漆匠であった父・黒田亀吉のもとに育ち、幼くして漆芸に親しむ。1923年、19歳で出品した「螺鈿竜文卓」が京都市美術工芸展で買い上げられ、若くして才能を認められる。翌年には河井寛次郎の講演に深く感銘を受け、柳宗悦らとともに民藝運動に参加。1929年には上賀茂民芸協団を結成し、共同生活の中で創作に打ち込み、木の魅力を引き出す拭漆や螺鈿技法を独自に深化させた。木工と漆芸を一貫して手がける制作スタイルは当時では革新的であり、刳物や指物といった木工技術に乾漆や螺鈿を組み合わせた作品群で注目を集める。戦後も個展や皇居新宮殿の調度品製作などを通じて高い評価を得、1970年には重要無形文化財「木工芸」保持者(人間国宝)に認定される。伝統に根ざしながらも現代性を備えたその作風は、近代漆芸・木工芸の歴史に大きな足跡を残し、1982年に77歳で逝去するまで第一線で活躍を続けた。
2025年3月現在、豊田市美術館で「生誕一二〇年 人間国宝 黒田辰秋 木と漆と螺鈿の旅」が開催されている。

黒田辰秋の作風

黒田辰秋は、木工と漆工を一貫して手がけ、「用の美」という概念を重視していた作家です。見た目の美しさだけでなく、その道具としての役割にも配慮したデザインが特徴です。木の温もりを生かした造形と、拭漆(ぬぐいうるし)などの技法による深みのある色彩で、見た目の美しさと使いやすさを両立しています。

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