ドラクロワの作品は主に油絵と版画(リトグラフやシルクスクリーン等)に大別されます。
作品の性質上、版画は油絵と比べて流通量が多いため、油絵よりも評価は低くなります。また版画は同じ図柄が50~300枚程流通しているため、比較的に相場が安定している傾向です。
油絵
キャンバスや板に描いた油絵があります。板に描かれているよりキャンバスの方が若干評価しやすいですが、重要なのは図柄・構図・サイズです。版画になってもおかしくないような図柄が高価買取しやすい傾向です。
版画(リトグラフ・シルクスクリーン・銅版画)
昼の風景よりも夜の方が評価は高いです。夜のダークブルーに浮かぶ光が眩しく、フランス人の華やかな暮らしを表現しているかのようです。特にムーランルージュ(フランス・モンマルトルにあるキャバレー、フランス語で赤い風車という意味)を舞台にした作品は人気があります。
色が付いている作品に比べるとモノクロ作品は少し評価が落ちます。
版画は保存状態によりシミや退色などのダメージがでる場合があります。状態により評価が変わるため、現物確認後に最終的な判断をさせていただきます。
ミッシェル・ドラクロワの評価ポイント
ドラクロワと言えば<夜の風景>でしょう。彼女の作品はフランスの風景を描いていることが多いですが、その中でも夜の時間帯を描いた作品が高価買取しやすいです。暗闇と光のコントラストがうまく表現されており、神秘的で幻想的な情景が高い人気を誇っています。
一方、薄い色合いで構成された昼間の風景や、色が使われていない銅版画作品は落ち着いた買取価格になるでしょう。