日本が世界に誇る不朽の名作が版画作品になりました。アムロ・レイやシャア・アズナブルといったキャラクターは登場せず、大河原自身が手掛けたロボットのみで表現されている作品は無骨さと繊細さが合いまった至高の作品に仕上がっています。
アニメに使用されたセル画も市場に出回っていますが、当社がメインで扱うジャンルは版画作品です。
大河原邦男の版画作品は数万円台の買取価格にあることが多く、現在の相場では10万円以上は難しい印象です。作品のタイトルが分かれば概算価格のご案内は可能です。是非、お気軽にご相談ください。
大河原邦男の評価ポイント
買取のポイントは<ガンダムが描かれているかどうか>でしょう。
ガンダム以外にも魅力ある機体をいくつもデザインしていますが、一番人気はガンダムです。ガンダムのポーズや作品構成によって判断させていただきます。
大河原邦男はアニメ業界で初のメカ専門デザイナー
実家が建設関係の仕事を営んでおり幼少期から建設機械が身近にあったので、機械工具で工作をして遊んでいたそうです。東京造形大学グラフィックデザイン科でデザインやテキスタイル・染色を学び卒業した後、一度はアパレル会社に就職しますが1972年にタツノコプロの求人を見付けて転職します。
入社してすぐ「科学忍者隊ガッチャマン」のメインスタッフになりタイトルロゴなどを担当していましたが、当時の上司であった中村光毅に「メカデザインをやってみないか」と声をかけられ、メインメカ以外の敵メカ及び乗り物のデザインを任されることになります。番組のエンドロールには、アニメ界初の「メカニックデザイナー」として中村と共にクレジットされました。
大河原邦男は稲城市にてさまざまなプロジェクトを実施
東京稲城市では、稲城出身である大河原邦男のデザインによる作品を設置したり、メカイベントを開催したりして町の活性化に取り組んでいます。
平成28年に「いなぎ発信基地ペアテラス」がJR南武線稲城長沼駅にオープンし、稲城の観光情報の発信や特産品販売のほか、プロジェクトの一環として同施設の前には高さ約3.6mの「ガンダム」と「シャア専用ザク」が設置されています。また、JR南武線の南多摩駅周辺が整備された平成29年には、「ヤッターマン」のキャラクター・ヤッターワンのモニュメントが設置されお披露目会が開かれました。
そして平成24年からは、大河原邦男を筆頭にアニメ・デザイン関係の制作陣がゲストに呼ばれて当時の制作秘話や現在の制作関係の逸話などの幅広いトークや、稲城市の観光活動・名所を紹介する「メカデザイナーズサミット」も行われており、令和4年現在で9回目となるアーカイブがyoutubeで公開されています。