樂吉左衛門作品の買取・査定相場と最新の買取価格を公開

日本

樂吉左衛門

ラク キチザエモン

評価の高い作品の特徴

当社で取り扱わさせていただいている作品は主に陶磁器で制作された茶道具になります。作品のモチーフ、サイズ、色使い、コンディション等により買取価格が異なるため、売却時にはそれぞれの特徴を理解することが重要です。
以下では、評価基準や買取査定額の目安について詳しく説明します。

陶磁器

メインは茶碗ですが蓋置や香合なども制作しております。茶道の世界では一楽二萩三唐津という言葉があるように、最も格式が高いと言われる作品を世に生み出しています。
買取査定額は数万~200万円前後となりますが、デザイン、色合い、コンディション等によってそれ以上の評価も期待できます。
古い作品は修復されている事が多いため、しっかりと確認させていただきます。

樂吉左衛門の評価ポイントと現在の市場動向

買取価格に関しては、<黒茶碗>が高額査定のポイントです。格式高い黒茶碗が最も評価しやすく、特に十五代目の作品は高価買取が期待できます。
最大限の買取金額を提案ができるよう精一杯査定をさせていただきますのでお気軽にご相談ください。

樂吉左衛門の魅力を深掘り

樂吉左衛門

ラク キチザエモン

1949年~現在に至る。(十五代)
1949年に十四代樂吉左衞門・覚入の長男として京都に生まれた。本名は光博。東京藝術大学美術学部彫刻科を卒業後、イタリア・ローマのアカデミアに留学し、西洋美術に触れることで日本文化への再認識を深めた。1976年頃より陶芸に取り組み、京都市工業試験所で釉薬の研究を行うとともに樂焼の制作を本格化。1981年、父の没後に十五代樂吉左衞門を襲名し、伝統を受け継ぎつつも「焼貫(やきぬき)」という独自技法を確立した。彫刻的要素を取り入れた前衛的な作風は注目を集め、国内外で高い評価を受ける。1997年に織部賞、1998年に毎日芸術賞、2000年にはフランス政府から芸術文化勲章シュヴァリエを受章。2007年には自らの設計による樂吉左衞門館が佐川美術館内に開館した。2019年に長男・篤人へ代を譲り、「樂直入」を名乗る。現在は京都北部の山中にて、自由な創作活動を続けている。

樂吉左衞門とは、千家十職のひとつである樂家が代々襲名する名跡であり、楽焼の茶碗を専門に制作する茶碗師の称号である。初代長次郎は千利休の指導のもと、黒釉を用いた独自の茶碗を創出し、楽焼の礎を築いた。長次郎の没後、妻の祖父・田中宗慶が豊臣秀吉より「樂」の金印を賜り、樂家としての名跡が確立された。以降は常慶、道入と代を重ね、道入においては「樂家中興の祖」と称されるほど釉薬技法を発展させた。三代以降の歴代当主は隠居後に「入」の字を冠した名を持ち、技術と美意識を継承し続けた。近代に入り、十四代覚入は樂家の歴史を体系化し、樂美術館を開設。十五代直入は彫刻的感覚を取り入れた作品で新境地を拓いた。2019年には十六代篤人が襲名し、伝統と革新を併せ持つ現代の樂吉左衞門として活動している。

樂吉左衛門の作風

樂吉左衛門は、手捏ねによる成形や箆による削り、低温焼成によって生まれる素朴で温かみのある造形が特徴です。黒樂や赤樂の釉薬を用い、深い精神性と独自の美を追求しています。代々の当主がそれぞれの感性で革新を重ね、現代の十六代に至るまで多彩な表現が展開されています。

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