佐伯祐三作品の買取・査定相場と最新の買取価格を公開

日本

佐伯祐三

サエキ ユウゾウ

評価の高い作品の特徴

当社で取り扱わさせていただいている作品は主に油絵、版画になります。作品のモチーフ、サイズ、色使い、コンディション等により買取価格が異なるため、売却時にはそれぞれの特徴を理解することが重要です。
以下では、評価基準や買取査定額の目安について詳しく説明します。

油絵

キャンバスに油絵の具で描かれている作品です。ヴラマンクを彷彿とさせる荒々しいタッチが特徴的です。現実世界とは異なり、対象物を不規則に配置している様子も見受けられます。
買取査定額は300万~2000万円前後となりますが、サイズ、描き込み具合、コンディション等によってそれ以上の評価も期待できます。

佐伯祐三の評価ポイントと現在の市場動向

買取価格に関しては、<風景を描いた作品>が高額査定のポイントです。代表的で最も人気があるモチーフとなります。鮮やかな差し色で描かれた街のポスターなどがあると評価しやすい傾向です。
最大限の買取金額を提案ができるよう精一杯査定をさせていただきますのでお気軽にご相談ください。

お客様の声

女性・50代 満足度 ★★★★★

父が大切にしていた佐伯祐三の版画を、実家の整理に伴い出張で見ていただきました。芸術には詳しくない私にもわかりやすく、作品の魅力や市場での評価などを丁寧に説明してくださり、とても安心してお任せできました。父の思い入れの強かった作品でしたが、納得のいく査定額を提示していただき、気持ちよく手放すことができました。

佐伯祐三の魅力を深掘り

佐伯祐三

サエキ ユウゾウ

1898年~1928年 物故作家。
大阪市中津に生まれる。東京美術学校で藤島武二に学び、1923年に卒業。翌年、芸術への情熱を胸に渡仏し、パリで本格的な創作活動を開始する。モンパルナスの街角やポスター、看板に着想を得て、独特の筆致で都市の息遣いを描き出す作風を確立した。フォーヴィスムの画家ヴラマンクの厳しい批評に触発されて画風を転換し、荒々しくも詩的なパリの街並みを描いた。1926年に一度帰国し、前田寛治らと「1930年協会」を結成するも、翌年には再び渡仏。制作に没頭する一方で、結核と精神的な不調に苦しむ。晩年はヴィル・エヴラール精神病院に入院し、1928年、30歳という若さで生涯を終える。
2024年に山王美術館で「山王美術館 開館15周年記念展 コレクションでつづる 藤田嗣治・佐伯祐三・荻須高徳展-パリを愛し、パリに魅了された画家たち-」が開催された。

佐伯祐三

佐伯祐三の作風

内面の激しい感情を力強い筆致と鮮やかな色彩で表現した作風が印象的です。初期は写実的な作風でしたが、渡仏後はフォーヴィスムの影響を受け、荒々しく厚塗りされた筆遣いと、黒い輪郭線が特徴的な個性的なスタイルを確立しました。

パリの街角や看板、下落合の風景など、身近な風景に鋭い視点を注ぎ、絵の中に感情や都市の記号性を融合させました。短い生涯ながら、日本洋画史に深い足跡を残した存在です。

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