正阿弥勝義作品の買取・査定相場と最新の買取価格を公開
日本
正阿弥勝義
ショウアミ カツヨシ
買取相場
| 種類 | モチーフ | 買取相場 |
|---|---|---|
| 金工 | 置物など | 数千円~10万円以上も |
※掲載時の相場のため、最新の買取価格はお問い合わせください.
※内容により取り扱いが難しいケースもございます.
評価の高い作品の特徴
正阿弥勝義は明治期を代表する金工家の一人で、精緻な彫金や象嵌技術を駆使した装飾性の高い作品で知られています。輸出工芸としても人気を博した背景があり、現在でもコレクターからの需要が見込まれる作家です。
作品の出来栄えや保存状態、技法によって評価が大きく異なります。具体的に見ていきましょう。
金工
置物などの作品が市場に多く流通しています。買取価格は数千円~10万円以上が目安です。
比較的簡素な作りのものや量産的な作品は控えめな価格帯になる傾向があります。また、銘の有無や共箱、由来が明確なものは査定額にプラスとなります。
経年による変色や傷みがある場合でも、時代物としての評価が加味されるため、総合的に判断されます。
正阿弥勝義の評価ポイント
細密な彫金や色金を用いた象嵌、立体的な装飾が施された作品は評価が高く、出来の良いものほど高額査定が期待できます。特に明治期らしい華やかで技巧的な作品は人気があり、海外需要もあるため相場が安定しています。
正阿弥勝義の魅力を深掘り
正阿弥勝義
ショウアミ カツヨシ
1832年~1908年 物故作家。
正阿弥勝義は明治期を代表する金工家である。1832年、津山藩お抱えの彫金師の家に生まれる。幼少より父に彫金を学び、のち岡山藩御用の名門・正阿弥家に婿養子として入り九代目を継承した。さらに兄や後藤派の系統から指導を受け、高度な技術を早くから身につけた。明治維新後、廃刀令により刀装具の需要が途絶えると、花瓶や香炉、彫像などの美術工芸品へと制作を転換し、新たな分野を切り拓いた。1878年には輸出事業にも着手するが、粗製品の流通を受けてこれを中止し、以後は質の高い作品制作に専念する。同時期には加納夏雄や海野勝珉らと協働し、大型作品の制作にも関わった。晩年は京都に移住し、洗練された意匠による作品を多く残して名声を高めたが、1908年に没した。

正阿弥勝義の作風
正阿弥勝義といえば、日本金工史上屈指の超絶技巧を誇る金工作家です。最大の特徴は、金属という硬い素材を用いながら、生き物の柔らかな質感や自然の瑞々しさを完璧に再現する描写力です。また単にリアルなだけでなく、日常の何気ない風景や生き物のユーモラスな動きを切り取る、独特の遊び心が作品に息づいています。