鄭燮作品の買取・査定相場と最新の買取価格を公開
海外
鄭燮
テイショウ
評価の高い作品の特徴
中国美術は国内外の需要や市場動向の影響を受けやすく、相場が一定ではありません。そのため、鄭燮の作品についても時節によって買取価格が大きく変動します。
作品の真贋や保存状態、来歴のほか、鑑定書の有無などによって評価は大きく異なります。特に中国美術は近年の市場動向によって査定額が変わりやすいため、具体的な買取価格につきましては、ぜひお気軽にお問い合わせください。
鄭燮の評価ポイント
高価買取のポイントは、<詩・書・画が一体となった完成度の高い作品>です。墨竹や蘭を描いた絵に、自身の書による詩文が添えられた作品は特に人気があり、絵と書が調和した構成のものほど高く評価されます。
また、古い紙本や絹本作品が多いため、保存状態も重要です。シミや虫食い、破れ、日焼けなどのダメージが少なく、適切に保管されてきた作品ほど評価が高まります。
鄭燮の魅力を深掘り
鄭燮
テイショウ
1693年~1766年 物故作家。
鄭燮は、清代を代表する文人画家・書家・文学者である。字は克柔、号を板橋といい、江蘇省興化の出身。康熙年間に秀才となり、1732年に挙人、1736年には進士に及第した。山東省の県令を歴任し、優れた政績を残したが、後に官職を辞して揚州へ移り、書画を売って生計を立てた。「揚州八怪」を代表する一人として広く知られている。
蘭・竹・石・松・菊を好んで描き、とりわけ蘭と竹の画は50年以上にわたり追究された。徐渭や石濤、八大山人の影響を受けながらも、簡潔な構図と力強い筆致による独自の画風を確立。書では隷書・楷書・行書を融合した「六分半書」を創出し、その筆法を絵画にも取り入れた。伝統を尊重しつつも古法にとらわれない革新的な姿勢を貫き、詩・書・画のすべてに優れた「三絶」の文人として高く評価されている。代表作に『修竹新篁図』『蘭竹芳馨図』などがあり、著作『鄭板橋集』も今日まで伝えられている。

鄭燮の作風
鄭燮といえば、<蘭や竹、石>を題材にした作品が代表的です。これらのモチーフには、困難に負けない強さや清らかな心、高い志といった意味が込められており、信念を貫いた彼自身の生き方とも重なります。また、楷書や行書、隷書を組み合わせた独自の「六分半書」と呼ばれる書風も大きな特徴です。絵の余白に自ら詠んだ詩を書き添え、絵・書・詩を一体として表現しました。