山本鼎作品の買取・査定相場と最新の買取価格を公開

日本

山本鼎

ヤマモト カナエ

評価の高い作品の特徴

当社で取り扱わさせていただいている作品は主に油絵・版画になります。作品のモチーフ、サイズ、色使い、コンディション等により買取価格が異なるため、売却時にはそれぞれの特徴を理解することが重要です。
以下では、評価基準や買取査定額の目安について詳しく説明します。

版画

紙に摺られた木版画作品などになります。【版画は刀で描いた絵画】と表現するように、彫刻刀を筆のように使い創作版画を確立しました。パリでの留学期間中には印象派の作家たちと関わりを持ち、彼自身のスタイルに影響を与えましたと言われています。市場価値は油絵よりも評価できるケースもあります。

油絵

キャンバスに油絵の具で描かれている作品です。黒田清輝に油絵を師事した経緯があります。風景、静物などのモチーフが有名です。
買取査定額は数万~50万円前後となりますが、サイズ、描き込み具合、コンディション等によってそれ以上の評価も期待できます。

山本鼎の評価ポイントと現在の市場動向

買取価格に関しては、<版画作品>が高額査定のポイントです。基本的には直筆作品の方が高く評価できることが多いですが、マーケットでは版画の方が評価される珍しい作家です。
最大限の買取金額を提案ができるよう精一杯査定をさせていただきますのでお気軽にご相談ください。

山本鼎の魅力を深掘り

山本鼎

山本鼎

ヤマモト カナエ

1882年~1946年 物故作家。
愛知県岡崎市に医師の家に生まれる。東京美術学校(現・東京藝術大学)西洋画科選科を卒業し、在学中から森田恒友と並び称されるほど油彩技術に秀でた。1907年には雑誌『方寸』の創刊に参加し、創作版画運動の先駆者として日本創作版画協会を設立。1912年に渡欧し、フランスやロシアを経て1916年に帰国すると、洋画制作とともに農民美術や自由画教育運動を提唱し、社会との接点を持った美術活動を展開した。日本美術院洋画部、春陽会などに参加しつつ、官展や百貨店での個展でも活動。アカデミックな写実に根差した油彩表現を基盤としつつも、農民や労働者、風景、静物などを題材に温かみある画風を確立。1930年代には帝国美術院参与に推され、官展系にも関与した。晩年は病を得ながらも精力的に創作を続け、代表作「時化の朝」などを残す。1946年、疎開先の長野県にて腸閉塞のため死去。享年65。

山本鼎の作風

山本鼎は、日本における創作版画の先駆者として知られる洋画家・版画家です。従来の分業制による版画制作とは異なり、自らが構想から彫り・摺りまでを手がける「創作版画」を提唱しました。木版や石版を使い、色面で立体感を表現するなど、印象派や西洋版画の影響を受けつつも独自の技法を確立しています。

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