「古い額を処分したいけど、何ゴミになるの?」
「大きい額は粗大ゴミで出すしかない?」
「できればお金をかけずに処分したい…」
引っ越しや模様替え、遺品整理などで出てくる“額(額縁)”。
絵は処分できても、額だけが残って困るケースは少なくありません。
額の処分方法は、サイズや素材、自治体のルールによって異なります。間違った分別をしてしまうと回収されなかったり、思わぬ処分費用がかかることもあります。
この記事では、
- 額(額縁)は何ゴミに分類されるのか
- 処分費用の相場はいくらか
- 無料で処分する方法はあるのか
- 捨てる前に確認すべき重要ポイント
を、プロの視点でわかりやすく解説します。

額は何ゴミ?自治体での処分方法と分別ルール
額の処分を検討している方にとって、まず迷うのが「何ゴミになるのか?」という点ではないでしょうか。
ここでは、自治体での基本的な処分方法と、トラブルを防ぐための分別ルールについてわかりやすく解説します。
一般的な分別ルール
額の処分区分は「サイズ」が大きな基準になります。
| サイズ | 分別区分 |
|---|---|
| 一辺30cm未満 | 燃えるゴミ・燃えないゴミ(素材別) |
| 一辺30〜50cm以上 | 粗大ゴミ扱い |
※基準は自治体によって異なります。必ずお住まいの自治体HPで確認してください。
例えば大阪市では一辺30cmを超えるものは粗大ゴミ扱いです※1。
多くの自治体では「一辺が30cmを超えると粗大ゴミ」というルールが一般的です。大型の額縁はほぼ粗大ゴミになると考えてよいでしょう。
素材ごとの分別
額は複数の素材でできているため、分解して分別する必要があります。
- 木製フレーム → 燃えるゴミ
- 金属・アルミ製 → 燃えないゴミ
- ガラス → 燃えないゴミ(新聞紙で包む)
- アクリル板 → プラスチック扱い
⚠ 特に注意したいのが「ガラス面」です。
割れた状態でそのまま出すと回収不可になることがあります。必ず取り外し、厚紙や新聞紙で包み「危険」「割れ物」と明記しましょう。

額(額縁)の処分方法5選|無料・粗大ゴミ・回収の違い
額の処分には主に次の5つの方法があります。
① 自治体の一般ゴミで出す
小型で素材別に分解できる場合は、通常のゴミ回収で処分できます。費用は基本的に無料です。
② 粗大ゴミとして出す
大型の額は粗大ゴミ受付センターに申し込み、処理券を購入して指定日に出します。
③ 不用品回収業者に依頼する
他の家具や家電とまとめて処分したい場合に便利です。ただし費用は高めになる傾向があります。
④ リサイクルショップに持ち込む
状態が良い場合は引き取ってもらえることもあります。ただし額のみでは断られるケースも少なくありません。
⑤ 買取業者に査定を依頼する
絵画専門の業者であれば、額単体でも査定対象になることがあります。
額の処分費用はいくら?相場の目安
額を処分するうえで気になるのが、「実際にいくらかかるのか」という費用面です。
■ 自治体の粗大ゴミ
300円(小型)〜1,000円(大型)程度
サイズにより金額が変わります。比較的安価ですが、搬出は自分で行う必要があります。
■ 不用品回収業者
3,000円〜10,000円以上(出張費+積載量による)
額1点でも出張費がかかる場合があります。
■ 大量処分の場合
軽トラック積載:10,000円〜50,000円
遺品整理や倉庫整理など、大量にある場合は費用が高額になるケースもあります。
「思ったより高い」と感じる方も少なくありません。
額を無料で処分する方法はある?
少し手間をかければ、費用を抑えられる場合もあります。
■ 木製フレーム
ノコギリで解体し、30cm以下にすれば一般ゴミで出せる可能性があります。
■ 金属製フレーム
自治体の資源回収日を利用すれば無料になることも。
■ ガラス・アクリル
厚紙で包み、必ず「危険」「割れ物」と表示。
ただし、無理な解体はケガの原因になります。安全第一で行いましょう。
【重要】捨てる前に確認!その額、価値があるかもしれません
ここが最も大切なポイントです。
「古いし汚れているから処分するしかない」と思っていませんか?
実は、額には以下のような価値が眠っていることがあります。
チェックポイント
- ✓ 裏面に作家のサインや落款はないか
- ✓ 金箔や彫刻装飾が施されていないか
- ✓ アンティーク調の古い額ではないか
- ✓ 有名工房製ではないか
特に、
- 金箔仕上げの豪華額
- アンティーク額縁
- 有名メーカー製(同志舎・マルオカなど)
は、額単体でも買取対象になることがあります。
美術品の世界では「古い」「使用感がある」がマイナスとは限りません。経年変化が価値を生むこともあります。

処分前に査定を挟むべき最大の理由
処分費用は「物量」で決まります。
額をそのまま処分業者に依頼すると、トラック1台分で 50,000円の支払いになるとします。
【ケースA】そのまま全部処分した場合
・処分費用:50,000円
→ 50,000円のマイナス
しかし、先に買取査定を挟むとどうなるでしょうか。
【ケースB】先に査定してから処分した場合
・価値のある額や絵画3点を買取 → +30,000円
・点数が減ったことで処分費が下がる → 20,000円
最終的な結果
30,000円(買取) − 20,000円(処分費)= +10,000円
つまり、処分するはずだったのに、結果的にお金が手元に残るケースもあります。
ポイントは、「いきなり処分しないこと」。
先に査定をするだけで、処分費用を抑えられるケースは少なくありません。
「どうせ売れない」と思って処分してしまうのが、 実は一番もったいない選択なのです。
買取業者に依頼するメリット
- 重くて運べない
- ガラスが割れそうで怖い
- 遺品整理で量が多い
- 絵と額をまとめて見てほしい
こうした場合、出張査定は非常に効率的です。
専門業者であれば、額と絵画をセットで評価できます。額だけでは価値が低くても、セット評価で高額になることもあります。
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よくある質問(FAQ)
Q. ガラスが割れていても処分できますか?
自治体では回収可能な場合が多いですが、必ず新聞紙などで包み「危険」と表示してください。
Q. 額だけでも査定してもらえますか?
はい。装飾性やメーカーによっては額単体でも査定対象になります。
Q. 作者が不明でも大丈夫ですか?
問題ありません。プロが拝見し判断します。
Q. 無料で処分する方法はありますか?
自治体の資源回収日や、再利用可能な場合は無料引き取りになるケースもあります。
Q. 大量にある場合は?
出張査定でまとめて対応可能です。
まとめ|額は「処分」前に一度確認を
額の処分にはいくつかの方法がありますが、処分費用を支払う前に一度立ち止まることが大切です。
捨ててしまってからでは価値は戻りません。
処分費用を払う前に、まずは「価値がないか」を確認すること。それが、損をしないための賢いステップです。
「処分するしかない」と思っている額でも、実は“資産”かもしれません。
まずは一度、無料査定を利用してみてはいかがでしょうか。
出典
※1:大阪市公式ホームページ

