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六本木にある美術館3選|新たなアートエリア

六本木

はじめに


こんにちは、東京の美術品買取専門店 獏です。

日本芸術の中心といえば、【上野】を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。芸術系大学の最高学府である東京芸術大学のキャンパスや上野公園周辺に点在する美術館の数がその大きな理由でしょう。画廊の聖地と呼ばれる【銀座】も素晴らしいですが、美術館という観点から見ると上野に軍配が上がるかと思います。

しかし、芸術の中心は上野という地位は盤石ではなく、昨今、新たなエリアが注目を浴びています。
それは【六本木】です。

「夜食事に行くところ」といったイメージの強かった六本木がこのような印象を得るのには、3つの美術館の存在が大きかったと思います。今回は六本木という街の「今」と、美術のイメージ付けに大きく貢献した3つの美術館を紹介させていただきます。

新・美の聖地【六本木】


六本木といえば、ひと昔前までは外国人が集まり、夜な夜なパーティーが開かれているイメージが強かったのではないかと思います。
しかしながら、六本木ヒルズ(2003年開館)やミッドタウン(2007年開館)が次々とオープン、また同時に美術館の設立ラッシュもあったことにより、ショッピングや文化の街としての整備が進み、新たな客層を呼び込むことに成功しました。

美術館の設立ラッシュは2000年以降に始まります。
2003年 森美術館/森アーツセンターギャラリー
2007年 国立新美術館
2007年 サントリー美術館
(1961年に東京・丸の内に開館。2007年に六本木・東京ミッドタウンに移転。)

特に2007年の国立新美術館のオープンにより、文化的な街というイメージが更に強くなったように思います。そのおかげか、現在では現代美術を代表するギャラリーも集まってきました。夜は今でも「人々が集う街」というイメージが強いですが、昼は「アートの街」として注目を浴びています。

六本木駅

六本木の美術館3つ


では、このような芸術のイメージを作り上げた3つの美術館を見ていきましょう。

国立新美術館



国立新美術館

【国立新美術館とは】
日本で5館目の国立美術館として、2007年(平成19年)1月に開館しました。
国立新美術館は独自のコレクションを持たず、都内屈指の立地ながら国内最大級の展示スペース(14,000m2)を生かした多彩な展覧会の開催、美術に関する情報や資料の収集・公開・提供、教育普及など、アートセンターとしての役割を果たす、新しいタイプの美術館です。

【国立新美術館の特徴】
国立新美術館の最大の特徴は、コレクションを持たないことです。一般的な美術館は地域性やコンセプトに合わせて独自のコレクションを展開し、そのコレクションを使用して文化の普及に努めています。また、収蔵作品を保護して後世に伝える事も美術館の役割といえます。

しかし、国立新美術館はコレクションを持たないことにより、収蔵作品を保護・継承という役割がなく、企画展のみに集中できるため、大胆でフレキシブルな対応が可能となります。

実際に企画展の幅も広く、海外の古典芸術から現代のアニメ文化までユニークに富んだ内容で、いつも驚きや感動を与えてくれます。

公式HPはコチラ



森美術館/森アーツセンターギャラリー



森美術館

【森美術館とは】
森美術館は2003年10月に開館した六本木ヒルズ・森タワー53階部分に位置する森アーツセンターの核となる美術館施設です。森アーツセンターギャラリーは52階で、森美術館は53階(地上約230m)で、建物内の展示空間としては日本最高所に位置します。

【森美術館/森アーツセンターギャラリーの特徴】
企画展のクオリティもさることながら、最大の特徴は開館時間ではないでしょうか。
日によって異なりますが、10:00〜22:00(最終入館 21:30)まで開館されているため、仕事帰りの方も気楽に足を運べます。多くの美術館は16時〜18時頃までしか開館しておらず、日中に働く人が行くことは困難です。
文化を広めるという意味では多くの人に足を運んでもらう必要性があります。門戸を広げるという意味では遅い時間まで開館されているのは、非常に意義があります。

また、企画内容も特徴的です。
世界の名だたる美術館の貴重なコレクションから、漫画・アニメ作品、映画、ファッション、デザインまで、質の高い展覧会を開催しています。
最先端を走る六本木にある美術館に相応しい内容です。

公式HPはコチラ



サントリー美術館



サントリー美術館

【サントリー美術館とは】
サントリー美術館は1961年に東京・丸の内に開館しました。そして2007年に六本木・東京ミッドタウンに移転し今日に至ります。
美術館の設計を手がけたのは世界的建築家・隈研吾です。「都市の居間」としての居心地の良い美術館をテーマに、日本の伝統と現代を融合させた「和のモダン」を基調に、安らぎと優しさに溢れた空間を実現しました。
また、館内の随所で床材にウイスキーの樽材を再生利用されているのも印象的です。

【サントリー美術館の特徴】
サントリー美術館は、美術館設立と同時に収集活動を開始し、「生活の中の美」を基本理念に、展覧会活動と並行してコレクションの充実を図ってきました。絵画、陶磁、漆工、染織などの日本の古美術から東西のガラスまで、約3000件の作品を収蔵しています。
しかしながら、現在のサントリー美術館では企画展を中心に開催し、常設展は行われておりません。

企画展は国立新美術館や森美術館とは一線を画す内容で、いわゆる古美術が中心です。
今を生きる美術はゼロから生まれたわけではなく、長い歴史を礎に変化してきたものだと思っています。その礎と呼べるような作品を見ることができるのは、現代人として非常に喜ばしい事です。また、悠久の時を越えて現存する作品を見て感じることが出来るのは貴重な経験です。

公式HPはコチラ



まとめ


いかがでしょうか。上記3つの美術館は徒歩圏内にあるため、1日で周る事も可能です。周辺にはカフェやレストランも点在しているため休憩しながら巡り、街自体を楽しむことも出来るでしょう。
森美術館は遅い時間まで開館しているため、晩御飯を食べた後にも鑑賞でき、普段の美術館巡りとは違ったプランを楽しめます。

企画展の内容や時期によっては事前に予約する必要がある場合もあるため、訪問される際は事前に各HPで確認をお願い致します。

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