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岡本太郎の代表作を楽しめる美術館・展示品を紹介|全国で有数の岡本太郎作品が見れる美術館


出典元:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

岡本太郎と言えば、日本を代表する芸術家としてその名を知らない人はいないでしょう。なかでも1970年に開催された日本万国博覧会における『太陽の塔』や、渋谷マークシティーの連絡通路に設置されている『明日の神話』は、岡本太郎の作品として特に有名です。

岡本太郎は、抽象芸術やシュールレアリスムなどの影響を受けながら数多くの作品を残しており、それらは彫刻、壁画、プロダクトデザインに至るまで多岐にわたります。今回はそんな岡本太郎の代表作を楽しめる美術館や展示品をご紹介します。


岡本太郎の略歴



岡本太郎は1911年(明治44年)に、神奈川県に生まれました。父親は漫画家の岡本一平、母親は歌人で小説家の岡本かの子という芸術家一家でした。

1917年(大正6年)青山小学校に入学しましたが、周囲とうまくいかず1学期で退学してしまいます。何度か転校を繰り返したのち1年後に慶応義塾幼稚舎に入学し、よき理解者に恵まれた岡本太郎はそのまま慶応義塾普通部に進みます。

1929年(昭和4年)に慶応義塾普通部を卒業し、東京美術学校(現在の東京芸術大学)に入学しましたが、父親の取材旅行に同行してヨーロッパに渡ることになります。

岡本太郎がパリで生活を始めたのは、18歳の頃のことでした。そこでフランス語や西洋の教養を身に付けた岡本太郎は純粋抽象やシュールレアリスムなどの前衛芸術運動の影響を受けながら自らの芸術的世界観を深めていきます。

1940年(昭和15年)に戦時下の日本に帰国した岡本太郎は、何年かの兵役生活を送ります。そして終戦後の1947年(昭和22年)、アトリエを構えて再び創作に励むようになりました。この頃には岡本太郎は36歳になっていました。

「非合理的な情熱のロマンティスムと、徹底した合理的な構想が、激しい対立のまま同在すべき」という芸術思想に至った岡本太郎は、これに「対極主義」と名付け、その思想の元で活動領域を広げていきます。

1970年(昭和45年)日本万国博覧会で『太陽の塔』『母の塔』『青春の塔』を含むテーマ館を完成させます。また、『太陽の塔』と対をなす岡本太郎の代表作『明日の神話』は、ほぼ同時期にメキシコで制作されました。

彫刻、壁画、パブリックアート、プロダクトデザインに至るまで多くの作品を手掛けて日本中の人々に愛されました。前衛芸術の巨匠、岡本太郎は1996年(平成8年)、84歳のときに急性呼吸不全で亡くなりました。


岡本太郎の代表作品が見れる美術館・展示品



現在、岡本太郎の作品は日本中の美術館に所蔵されていますが、特に岡本太郎記念館と川崎市岡本太郎美術館は多くの資料や作品を所蔵していることで知られています。

それでは岡本太郎記念館と川崎市岡本太郎美術館、そして彼の代表作品である『太陽の塔』について紹介します。


岡本太郎記念館(東京都港区南青山)



出典元:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

84歳で亡くなるまで岡本太郎がアトリエ兼住居としていた場所が、現在は岡本太郎記念館となって運営されています。岡本太郎の友人であり、ル・コルビュジェの愛弟子でもあった坂倉準三によって設計された旧館をそのまま残しています。

一歩足を踏み入れると、そこはもう岡本太郎の世界観をリアルに再現するアヴァンギャルドな空間です。ここが『太陽の塔』をはじめとする多くの名作を生み出した場所だと思うと、非常に感慨深いものがあります。

岡本太郎記念館では作品以外にも、そのまま残されている当時のアトリエや数多くの貴重な資料を見ることができます。岡本太郎について多角的に学んでみたい人にはおすすめできる場所と言えるでしょう。

・名  称:岡本太郎記念館
・営業時間:10:00〜18:00(最終入館17:30)
        ※年末年始・火曜日は休館(祝日の場合は開館)
・料  金:一般650円(550円)/小学生300円(200円)
        ※( )内は15人以上の団体料金
・住  所:〒107-0062 東京都港区南青山6丁目1-19
・電話番号:03-3406-0801
・公式HP:https://taro-okamoto.or.jp/


川崎市岡本太郎美術館(The Taro Okamoto Memorial Museum)



出典元:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

川崎市岡本太郎美術館は、5000平方メートルの広さを誇る大規模美術館です。岡本太郎の作品のうちの多くがこの美術館に収蔵されています。

川崎市岡本太郎美術館のシンボルタワーである高さ30メートルの『母の塔』は、「天に向かって燃えさかる永遠の生命」をイメージして制作されました。岡本太郎のイメージを再現するために、外装には「タローホワイト」という真珠色のクラッシュタイルが使われています。

また、美術館のマークとなっている「太陽の顔」は、版画『黒い太陽』に描かれている顔で、岡本太郎の養女である岡本敏子さんが美術館にふさわしいマークとして選んだのだそうです。

川崎市岡本太郎美術館では、さまざまな展覧会やイベントを通じて岡本太郎の作品の魅力を現代に伝えています。岡本太郎が生み出した数多くの作品を楽しみたい人は、ぜひ一度足を運ぶべきでしょう。

・名  称:川崎市岡本太郎美術館
・営業時間:9:30〜17:00(最終入館16:30) 
 ※年末年始・月曜日(月曜日が祝日の場合は除く)・祝日の翌日(祝日の翌日が土日に当たる場合を除く)は休館(他に臨時休館日あり)
・料  金:展覧会ごとに異なる。
      (中学生以下は無料。20人以上で団体割引あり。年間パスポートあり。)
・住  所:〒214-0032 神奈川県川崎市多摩区枡形7丁目1-5
・電話番号:044-900-9898
・公式HP:https://www.taromuseum.jp/


太陽の塔



出典元:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

1970年に大阪府吹田市で開催された日本万国博覧会では、岡本太郎により高さ70メートルにもなる巨大モニュメント『太陽の塔』が制作されました。岡本太郎はこのときの万博でテーマ展示プロデューサーに選ばれていたのです。

「人類の進歩と調和(Progress and Harmony for Mankind)」をテーマとした日本万国博覧会において、『太陽の塔』はテーマ展示の精神をあらわす輝かしいシンボルでした。世界中から集まった6400万人以上もの入場者を迎えるように、左右に腕を広げてそびえ立っていたと言います。

日本万国博覧会終了後には撤去される予定でしたが、多くの人々に愛された『太陽の塔』は市民の保存運動が実を結び、永久保存されることとなりました。現在も大阪の万博記念公園のなかのパブリックアートとして『太陽の塔』は存在し、また、内部の展示空間も見学することができます。

・名  称:太陽の塔
・営業時間:10:00〜17:00(変更になる可能性あり。お知らせページで要確認。)
      ※水曜日は休館
・料  金:☆太陽の塔入館+自然文化園・日本庭園共通入園セットチケット  
        大人930円/小中学生380円
      ☆太陽の塔入館のみ(原則、別途自然文化園・日本庭園共通入園料が必要。) 
        大人720円/小中学生310円
        (20人以上で団体割引あり。)
・住  所:万博記念公園 〒565-0826 大阪府吹田市千里万博公園1-1
・電話番号:0120-197-089
・公式HP:https://taiyounotou-expo70.jp/


岡本太郎の代表作品が見れる美術館・展示品まとめ



岡本太郎は、前衛芸術家としてさまざまな名作を生み出し、日本人なら知らない人はいないと言えるほどに有名な芸術家です。岡本太郎の作品は日本中の美術館で見ることができますが、今回はそのなかでも代表と言える美術館や作品について紹介しました。

岡本太郎の人間性に触れることのできる岡本太郎記念館、数多くの作品を所蔵する川崎市岡本太郎美術館、岡本太郎の作品の圧倒的パワーを体感することができる『太陽の塔』、それぞれが個性あふれる展示スペースとなっています。

その作品と豊かな人間性から多くの人々から愛された岡本太郎。岡本太郎に興味を持った人は、今回紹介した美術館へぜひ行ってみてください。


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