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桑田卓郎の陶器の買取価格とポイント

桑田卓郎

1981年 〜 現在に至る。
広島県生まれ。2001年に京都嵯峨芸術大学短期大学部を卒業。2002年より陶芸家の財満進
に師事。しばらくは広島で活動していたが岐阜の陶芸に興味を持ち、多治見市に行き多治見市陶磁器意匠研究所を修了。枠に囚われない自由奔放な造形と色彩で海外での評価も高く、ニューヨーク、ブリュッセル、ロンドンなど世界各地で展覧会を開催。世界各地の美術館に作品が展示されている。2018年にはロエベ財団が世界中の優れたクラフト職人を選出する「LOEWE Craft Prize 2018」特別賞を受賞。2020年には同ブランドともコラボレーションを行った。2022年、日本陶磁協会賞受賞。現在も岐阜県土岐市を拠点に精力的に活動中。


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陶器買取のポイント

桑田卓郎の作風

桑田卓郎と言えば明るい彩色に、無数の粒々を持つ不思議な器が強烈な印象を放ちます。自身も焼きあがって窯から出すまでは何色が出てくるか分からないと言っているその姿かたちは、鮮やかな赤や青など極彩色に彩られています。色のイメージは、ロンドンに行ったときに街角にあるポールすらも原色で、カラフルな街並みに魅了されインスピレーションを受けたそうです。
数ある釉薬を研究して、「かいらぎ」や「いしはぜ」といった昔ながらの技法も使って新たな陶芸スタイルを模索しています。

「かいらぎ」とは井戸焼き物などで知られる技法で、器の一番下の部分「高台」に塗った釉薬が焼成を経て変化し、癒着が剥がれて出来る独特な模様のことです。

「いしはぜ」は、器の原料となる土の中に混ざった石が、焼成の途中で表に出てきたり、熱によって破裂することで器の表面に作者も意図しない模様が出来ることで、調和を好む日本人の特性と、その不協和音を愛でて、そこに美を見出すという懐の深さが見事に調和した技法となります。桑田卓郎の作品にはそういった技法が随所に使われています。

大胆な造形と鮮やかな色彩で日本陶芸のベースを守りながらも斬新な陶芸作品は、見る者の心をわしづかみにします。誰も見たことのないような斬新な陶芸・オブジェ製作と同時に、日用品として使用できる陶器も制作し発売しており、「使えなければ意味がない」と自身も語っています。

桑田卓郎の現在の評価と価値

2020年にパナソニック汐留美術館にて開催された和巧絶佳(わこうぜっか)展 に取り上げられていたのも記憶に新しいでしょう。日本を代表する若手造形作家のひとりで二次流通でも評価を得ている印象です。
二次流通ではストライプ調のカップなどを良く見かけますが、桑田卓郎の真骨頂と言えば釉薬(ゆうやく)が縮れた「梅華皮(かいらぎ)」などの作品でしょう。
桑田卓郎の作品のご売却をご検討の際はお気軽にご相談ください。

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