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陶器作家 大樋長左衛門

九代 大樋長左衛門

1901年〜1986年 物故作家。(九代目)
石川県金沢市生まれ。本名は長次郎。大樋焼窯元の家に生まれ、1934年に父・長左衛門(宗春)より窯元を継ぎ、九代目長左衛門を襲名する。中国、朝鮮半島の窯跡を訪ねて古陶を研究し、釉薬の改良などにつとめる。日本伝統工芸展に出品し、日本工芸会会員として活躍、中興の祖である五代勘兵衛に匹敵する名工といわれる。1977年に裏千家15代鵬雲斎宗室より「陶土斎」の号を授かる。享年86。

陶器買取のポイント

大樋長左衛門について
略歴部分は市場に最も作品が出回っている九代・大樋長左衛門について紹介しました。大樋長左衛門の歴史は古いですが、今回は現在市場に流通している九代目〜十一代目(当代)に限定して紹介させていただきます。
大樋焼は約350年の歴史と伝統をもつ楽焼の脇窯です。1666年に加賀藩主五代・前田綱紀は茶の文化を育てようと考えて裏千家四世仙叟(せんそう)宗室を茶道奉行として招きました。その際に同行したのが楽家四代一入の高弟であった土師・長左衛門です。大樋焼と呼ばれる由来は最良の陶土を見つけた場所が大樋村だったからです。このように大樋焼は楽焼を由来とする由緒ある窯元で、楽家一入の高弟・長左衛門が祖先となります。

鑑定について
大樋長左衛門の所定鑑定機関は現時点で設立されていません。真贋は現物を見て判断させていただきます。現代の陶芸に関しては共箱(ともばこ)が価値を支える重要な役割を担っています。現存作家なら書き直してもらうことも可能ですが、物故作家は不可能です。共箱を閉まっている方は売却するまでに探すことをおススメします。共箱が無いだけで通常の価格から著しく下がります。


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大樋長左衛門の作品

九代 大樋

九代・長左衛門(1901〜1986)
十代目・十一代目に比べると市場に出回っている作品数が多く、茶碗・茶入・香合などを中心に制作していました。多くの陶芸作家に共通する点ですが数ある種類の作品でも茶碗が最も高い買取価格になります。特に大樋焼は「黒茶碗」が有名で、家元(表千家や裏千家)の書付が書かれている作品が良いとされ、10万円〜20万円前後の買取査定額になります。数年前までは良質な黒茶碗は30万〜40万円前後の査定額が多かったですが、需要の減少から相場も下がっています。
茶入や香合などの作品は数万円〜10万円前後になることが多いです。
また十代目(年朗)・十一代目(年雄)に関しては襲名時の作品が良いとされています。

十代 大樋

十代・長左衛門(1927〜現在に至る)年朗
1927年に九代大樋長左衛門(1901〜86)の長男として生まれました。1949年に東京美術学校(現在の東京藝術大学)工芸科を卒業しました。1950年に日展で初入選してから数々の賞を受賞しました。1967年に史上最年少の39歳で日展審査員を務めました。1987年に十代大樋長左衛門を襲名し、石川県陶磁協会会長、金沢大学教授、日本陶磁協会理事などを歴任しました。2004年に文化功労者となり、2011年には文化勲章を受賞しました。2016年に長男・年雄が十一代・長左衛門を襲名し、十代目は「大樋陶冶斎」と名乗るようになりました。

十一代・長左衛門(1958〜)年雄
1958年に十代長左衛門の長男として石川県金沢市に生まれました。本名は年雄。1981年 に玉川大学文学部芸術学科を卒業し、1984年にボストン大学大学院修士課程を修了しました。2007年に裏千家家元の坐忘斎より「宗炎」の号を授かり、2016年に父・十代目から十一代長左衛門を襲名して現在に至ります。襲名前から本名の年雄の名で作品を発表していました。

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