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洋画家 マリー・ローランサン

ローランサン

1883年〜1956年 物故作家。
フランス・パリで生まれる。1902年に女子師範学校の準備を止め、製陶所で磁器の絵付けの講習に通う。成年に達した時、磁器の絵付けをし、それから師マドレーヌ・ルメールの趣味にならい油絵を描く事を決意する。翌年に画商アンリ=ピエール・ロシェと出会う。1904年にジョルジュ・ブラックらと出会い、1906年にはブラックの紹介でパリの「洗濯船」の常連となりピカソらと出会う。ピカソらに影響を受けキュビスムに傾倒する。1912年に初個展を開き評判になるとキュビスムの作風から脱し、エコール・ド・パリの画家として活躍し始める。1914年にドイツ人男爵のヴェッチェンと結婚し、その後スペインへ亡命する。1920年にドイツ・デュッセルドルフへ転居し、翌年にはパリへ戻る。同年、ロザンベール画廊での個展が成功し、その後数々の名声を得る。パリの上流婦人の間ではローランサンに肖像画を注文することが流行になる。大恐慌後は美術教師として民間学校で働いた。1956年に心臓発作で逝去するまで活躍する。

買取ポイント

マリー・ローランサンの作風

淡い色合いで構成され、目元が黒く塗りつぶしたような女性図が印象的です。ローランサンが生きた時代は女性の地位も高くなく、芸術の世界で台頭するには現代の私たちに考えられない苦労があったでしょう。その中でもローランサンは優しく、柔らかく、癒される作品を制作し評価されました。ローランサンは、女性を見て、終生女性を描き続けました。美術史の側面から見るとエコール・ド・パリの一員として活動し、日本国内でも人気がある作家のひとりです。実際に国内の主要美術館(ポーラ美術館、DIC川村記念美術館、ひろしま美術館など)ではローランサンの作品が収蔵されているのがその証拠ではないでしょうか。ローランサンの作品は『画家であり絵本作家のいわさきちひろ』が影響を受けたことで知られています。

マリー・ローランサンの現在の評価と価値

日本国内でも人気がある作家のひとりで、数多くの作品が国内に流通しています。流通している作品の多くが版画(銅版画やリトグラフなど)で、生前作や没後作などに分けられます。生前作は約300点制作され、同時期に活動したエコール・ド・パリの画家たち(ユトリロやヴラマンクなど)と比べると多くの作品を残したとされます。リトグラフか銅版画で制作され、黒くシャープな線に柔らかな色付けされている作品が印象的です。
没後作られた作品は油絵をもとに作られています。そのため、没後作の方が鮮やかな色彩で表現されていますが、市場価値や芸術性の高さでは生前作の方が上回るでしょう。
油絵や水彩等の直筆も国内に多く流通している印象ですが、版画に比べるとかなり少ない印象です。そのため、版画と比べると直筆作品は数が少ないため高価買取を期待できるでしょう。

ローランサンの油絵・水彩の相場は?

現在の市場動向を考慮すると、油絵作品は数十万円台から数百万円台と様々で、水彩作品は数十万円台になる事が多い印象です。原画作品は基本的に1点モノのため、作品により内容が大きく異なるため、具体的な金額は現物を見て判断させていただきます。現代の作家でしたら作品の画像と詳細が分かれば現物を見なくても概算価格をご提案できる事が多いですが、ローランサンの作品は難しいです。その理由は長い年月を経て、様々な人の手に渡っているからです。時間が経過していると作品にダメージが発生し、場合によっては修復されている事もあるからです。古い作品はこのような経年劣化と上手に付き合っていくのが宿命ではありますが、買取の視点から見ると制作されたときの状態に近ければ近いほど良いでしょう。

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ローランサンの鑑定について

鑑定の窓口は『ダニエル・マルシェッソー/Daniel Marchesseau』です。油絵や水彩などの直筆作品に関しては、よほど来歴がしっかり残っているもの以外は照会を取ります。海外の作家特有ですが、時間がかかるケースもあります。国内に鑑定機関がある場合は1〜2カ月程度で結果が分かりますが、海外の場合は半年以上かかるケースもあります。
照会に関する手続きは当社で行うため、ご売却をご検討の際は、お気軽にご相談ください。

マリー・ローランサンの代表作品

  • アリスと大失態 1930年 リトグラフ

    ■アリスと大失態(1930年)
    リトグラフで制作された版画作品です。
  • 小さなクリノリン エッチング 1924

    ■小さなクリノリン(1924年)
    エッチングで制作された版画作品です。
  • キッス リトグラフ

    ■キッス
    没後に制作された復刻リトグラフ版画です。

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