マリー・ローランサン作品の買取・査定相場と最新の買取価格を公開

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マリー・ローランサン

マリー・ローランサン

買取相場

 

種類 モチーフ 買取相場
油絵 女性 100万~1000万円以上も
水彩 女性 数十万~200万円
生前版画 女性 数千円~3
復刻版画 女性 数千万円

※掲載時の相場のため、最新の買取価格はお問い合わせください.

※内容により取り扱いが難しいケースもございます.

評価の高い作品の特徴

マリーローランサンの作品は、技法や制作時期によって評価が大きく異なります。作品の状態が良好であるほど高評価が期待できるため、適切な管理が重要です。詳しく解説します。

油絵

油絵作品の相場は100万円から1000万以上となります。特に女性を描いた作品が高く評価されます。中でも、鮮やかな色彩やパステルカラーの作品、または原色が取り入れられた作品が高額になる傾向があります。色使いが豊かであればあるほど評価が上がりやすいです。

水彩

水彩作品は比較的小さなサイズ(4号、6号、8号など)が多く、相場は数十万円から200万円です。鮮やかな色合いや細かな描き込みが特徴の作品ほど高く評価されます。

版画(生前版画)

生前版画には、パステル調のような作品が多く、限定部数やサインがない場合が一般的です。価格帯は数千円から3万円程です。生前に制作された作品は約300点存在し、特にエコール・ド・パリの画家たちと比べると多くの作品をのこしたとされます。

リトグラフか銅版画で制作され、黒くシャープな線と柔らかな色彩の組み合わせが印象的です。市場では、生前に制作されたという点で芸術的価値が評価されやすくなっています。

版画(復刻版画)

復刻版画は、ローランサン没後に制作されたもので、油絵に近い鮮やかな色彩が特徴です。多くの場合、限定部数やサインが入っており、サインは遺族や関係者によるものです。そのため、サインや限定部数が入っている復刻版画は逆に相場が数千円と低くなる傾向にあります。鮮やかな色彩で視覚的な魅力がある一方で、芸術的価値や市場価値は生前に制作された作品が上回ることが多く、生前版画の方が高く評価される傾向にあります。

 

どの作品も原画は基本的に一点もののため、それぞれ内容が異なり、具体的な価格は現物を拝見しての判断となります。現代の作家作品であれば、画像や詳細情報からおおよその見積りが可能ですが、ローランサンの作品は判断が難しい傾向にあります。その理由として、長い年月の間に様々な手を渡り、経年劣化や修復が施されている場合があるためです。古い作品はこのような経年劣化と上手に付き合っていくのが宿命ではありますが、買取の視点から見ると制作されたときの状態に近ければ近いほど良いでしょう。

ローランサンの評価ポイント

買取価格に関しては<女性>が高額査定のポイントです。
ローランサンの作品で最も評価が高いモチーフは<女性>で、特に鮮やかな色彩やパステルカラーで構成された作品は高価買取しやすいです。

ローランサンの鑑定について

鑑定の窓口は『ダニエル・マルシェッソー/Daniel Marchesseau』です。油絵や水彩などの直筆作品に関しては、よほど来歴がしっかり残っているもの以外は照会を取ります。海外の作家特有ですが、時間がかかるケースもあります。国内に鑑定機関がある場合は1~2カ月程度で結果が分かりますが、海外の場合は半年以上かかるケースもあります。
照会に関する手続きは当社で行うため、ご売却をご検討の際は、お気軽にご相談ください。

お客様の声

女性・50代 満足度 ★★★★★

父のコレクションだったマリー・ローランサンの絵画を査定してもらいました。長い間大切にしていたものだったので、しっかりとした査定をしてもらえて安心しました。説明も分かりやすく、納得して手放すことができました。ありがとうございました。

男性・60代 満足度 ★★★★★

マリー・ローランサンの作品を出張買取していただきました。家が遠いため、店舗に行くのが難しかったのですが、丁寧に対応していただき助かりました。予想以上の価格で買い取ってもらえたので、大変満足しています。また機会があればお願いしたいです。

マリー・ローランサンの魅力を深掘り

マリー・ローランサン

マリー・ローランサン

1883年~1956年 物故作家。
フランス・パリで生まれる。1902年に女子師範学校の準備を止め、製陶所で磁器の絵付けの講習に通う。成年に達した時、磁器の絵付けをし、それから師マドレーヌ・ルメールの趣味にならい油絵を描く事を決意する。翌年に画商アンリ=ピエール・ロシェと出会う。1904年にジョルジュ・ブラックらと出会い、1906年にはブラックの紹介でパリの「洗濯船」の常連となりピカソらと出会う。ピカソらに影響を受けキュビスムに傾倒する。1912年に初個展を開き評判になるとキュビスムの作風から脱し、エコール・ド・パリの画家として活躍し始める。1914年にドイツ人男爵のヴェッチェンと結婚し、その後スペインへ亡命する。1920年にドイツ・デュッセルドルフへ転居し、翌年にはパリへ戻る。同年、ロザンベール画廊での個展が成功し、その後数々の名声を得る。パリの上流婦人の間ではローランサンに肖像画を注文することが流行になる。大恐慌後は美術教師として民間学校で働いた。1956年に心臓発作で逝去するまで活躍する。
2023年にアーティゾン美術館で「マリー・ローランサン ―時代をうつす眼」が開催された。
2024年に瀬戸内市立美術館で「マリー・ローランサン展 ―私が愛したパリ―」が開催された。

マリー・ローランサン 水彩 三人の若い妖精と犬 135万円 20240705

マリー・ローランサンの作風

淡い色合いで構成され、目元が黒く塗りつぶしたような女性図が印象的です。ローランサンが生きた時代は女性の地位も高くなく、芸術の世界で台頭するには現代の私たちに考えられない苦労があったでしょう。その中でもローランサンは優しく、柔らかく、癒される作品を制作し評価されました。ローランサンは、女性を見て、終生女性を描き続けました。美術史の側面から見るとエコール・ド・パリの一員として活動し、日本国内でも人気がある作家のひとりです。実際に国内の主要美術館(ポーラ美術館、DIC川村記念美術館、ひろしま美術館など)ではローランサンの作品が収蔵されているのがその証拠ではないでしょうか。ローランサンの作品は『画家であり絵本作家のいわさきちひろ』が影響を受けたことで知られています。

マリー・ローランサンの代表作

  • アリスと大失態(1930年)

    リトグラフで制作された版画作品です。

  • 小さなクリノリン(1924年)

    エッチングで制作された版画作品です。

  • キッス

    没後に制作された復刻リトグラフ版画です。

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