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中路融人の版画・日本画の買取価格とポイント

中路融人

1933年〜2017年 物故作家。
京都府生まれ。京都市立日吉ケ丘高校日本画科を卒業する。高校卒業後はデザイン事務所へ就職する。テキスタイルデザイナーとして活躍する傍らで絵画を描き続けていたが、1954年に晨鳥社(しんちょうしゃ)に入塾したのをきっかけに、日本画家・山口華楊に師事し本格的な活動を始める。1956年日展に初入選する。以後21回の入選を誇る。1962年に日展の特選を受賞する。1979年に日展審査員を務める。1980年に日展会員となる。1984年に日展審査員となる。1988年に日展評議員となる。1995年に京都府文化賞の功労賞を受賞する。1997年に日本芸術院賞を受賞する。1998年に京都市文化功労者として顕彰される。2001年に日本芸術院会員となる。2002年に日展常務理事となる。2012年に文化功労者となる。

買取ポイント

中路融人の作風

中路融人といえば、<風景>を題材にした絵画作品ではないでしょうか。中路融人の原点は幼少の頃によく訪れていた思い出の地である母の故郷、滋賀県五個荘の自然風景です。それが1956年の日展初入選につながったのでしょう。滋賀県東近江市に中路融人記念館があり関係の深さが垣間見ることができます。

風景画を中心に作品を残してきましたが「富士山」を描いた作品は最も評価が高いです。横山大観や片岡球子のように富士山を描く作家はたくさんいますが、中路融人も富士を描く代表的な作家です。横山大観は朦朧体を駆使して描いた作品が特徴的で、片岡球子はデザイン化された構図が特徴的です。中路融人が描く富士は古典的な日本画様式を世襲した作風です。色の境目が明確でハッキリとした構図です。

中路融人の現在の評価と価値

没後数年が経過し、相場が安定してきた印象です。中路融人の場合は「富士山」か「富士山以外」で評価が二分します。
富士山が描かれていればすべて高いのではなく特定の描写があります。まず、画面の上から空・富士・山林と三分割され、色合いも青・白・緑を使っています。富士と山林の間に金色で彩られた雲があると良いとされています。真っ青な晴天に雪化粧された富士山が高価買取しやすいですが、赤富士も同じくらい人気があります。
富士山の構図であれば基本的に数十万円台の買取になるでしょう。具体的な金額は描き込み具合やサイズにより異なるため、お気軽にご相談ください。

日本画は保存状態によりシミなどのダメージがでる場合があります。状態により評価が変わるため、現物の確認後に最終的な判断をさせていただきます。現在、所定鑑定機関は設立されていません。

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中路融人の作品

  • 富士山 20-30

    ■富士山(日本画)
    一般的なサイズでは最も人気がある構図です。買取査定額は20万〜30万円前後となります。
  • 富嶽

    ■富嶽(版画)
    リトグラフで制作された版画作品です。
  • 富士

    ■富士(版画)
    リトグラフで制作された版画作品です。

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