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日本画作家 上村松園

上村松園

1875年〜1949年 物故作家。
京都府生まれ。はじめは京都府画学校で学び、四条派の鈴木松年、幸野楳嶺に師事し、楳嶺の死後は竹内栖鳳に師事する。1948年に女性として初めて文化勲章を受章する。
子は上村松篁、孫は上村淳之で三代続く日本画家の家系。松園の死後に若手女流日本画家を対象とした<上村松園賞>が設けられた。6年に渉り5人に授与され、秋野不矩・堀文子・小倉遊亀などがいる。代表作は<序の舞>などがある。

買取ポイント

上村松園といえば、<美人画>を題材にした絵画作品ではないでしょうか。上村松園の作品は四条派の影響が強く作品に表れています。

四条派とは?
江戸中期に円山応挙が始めた写実的な絵画の円山派の流れをくむ応挙門下の呉春の開いた流派になります。四条派には明確な定義はありませんが、円山派の平面で写実的な作風に西洋的なエッセンスを取り入れ、呉春をはじめ門下の多くが京都四条近くに住んでいたため、その一派を四条派と呼んだとされています。

松園の作品も写実的な作風に加え、静の側面が強い近代日本画に動きを出しました。静と動の共演と美しい顔から美人画といえば上村松園とまでになりました。

高価買取のポイントは、<美人画>でしょう。代表作である美人画が高価買取のポイントで、紙本よりも絹本に描かれている方が高い評価を得る傾向です。あとは細部までどれだけ描かれているかが重要になってきます。同じ美人画でも十倍以上の差がでますので、作品のクオリティを判断する審美眼が必要です。
美人画、絹本、十分な描き込み、という3つの条件が揃えば1000万円以上の買取査定額となります。一方で、美人画だとしても描き込みが少なくて、紙本に描かれている作品ですと50万円以下の買取もありえます。美人画であればどのような様式でも良い訳ではなく相応のクオリティが必要となります。
このように現代であれば作品の内容で金額の差が出てきましたが、バブル期以前は上村松園の美人画という内容だけで高額な金額が付いていました。その時に購入された方は作品によっては大幅に金額が下落している可能性もあります。

買取の注意点
日本画は保存状態によりシミなどのダメージがでる場合があります。状態により評価が変わりますので、現物の確認後に最終的な判断をさせていただきます。日本画は共シールの有無も買取価格に影響し、掛軸の場合は共箱が必要です。
上村松園の日本画は<東美鑑定評価機構鑑定委員会>が所定鑑定機関となりますが、鑑定書が無くても査定後にとれます。お気軽にお問合せください。


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上村松園の作品

蛍

■蛍(版画)

鼓の音

■鼓の音(版画)

待月

■待月(版画)

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