上村松園|日本画買取や美術品買取なら東京都大田区の株式会社獏

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上村松園の日本画の買取価格とポイント

上村松園

1875年〜1949年 物故作家。
京都府生まれ。はじめは京都府画学校で学び、四条派の鈴木松年、幸野楳嶺に師事し、楳嶺の死後は竹内栖鳳に師事する。
生まれる2か月前に父を亡くしており、女手一つで育てられた。女性が絵描きになるのは難しい時代であったが母は松園を励まし応援し続けた。その後著書で母への感謝の思いを綴っており、「母子」「夕暮」「晩秋」など母を思い慕う作品も多い。京都の四条で生まれ育った松園の作品は、品があり澄み切った色合いで本格的な女性画と謳われることが多いが、<焔><花がたみ>と言った情念溢れる大作も有名。他に当時の女性ならではの目線で市井の普通の暮らしを描いた風俗画も残されている。
1948年に女性として初めて文化勲章を受章。
子は上村松篁、孫は上村淳之で三代続く日本画家の家系。松園の死後に若手女流日本画家を対象とした<上村松園賞>が設けられた。6年に渉り5人に授与され、秋野不矩・堀文子・小倉遊亀などがいる。代表作は<序の舞>などがある。

上村松園の買取ポイント

上村松園の作風

上村松園といえば、<美人画>を題材にした絵画作品ではないでしょうか。上村松園の作品は四条派の影響が強く作品に表れています。

京都の葉茶屋の娘として生まれた松園ですが、生まれる2か月前に父親を亡くし、母親一人の手で育てられました。幼いころから絵が上手く12歳には母の勧めで絵画学校に入学。鋭い目線で写実的に女性の姿を描いた有名な<美人画>の他に、人々の暮らしを描いた風俗画なども高い評価を得ています。明治〜大正〜昭和という女性に厳しい世の中で、確固たる地位を築いた女性画家と言えるでしょう。松園はすべての絵を毛筆で描いており、繊細な細い線や力強く太い線で被写体を巧みに表現しており、女性初の文化勲章を受章しています。

※四条派とは?
江戸中期に円山応挙が始めた写実的な絵画の円山派の流れをくむ応挙門下の呉春の開いた流派になります。四条派には明確な定義はありませんが、円山派の平面で写実的な作風に西洋的なエッセンスを取り入れ、呉春をはじめ門下の多くが京都四条近くに住んでいたため、その一派を四条派と呼んだとされています。

上村松園の現在の評価と価値

高価買取のポイントは、<美人画>でしょう。代表作である美人画が高価買取しやすく、紙本よりも絹本に描かれている方が良いとされています。あとは細部までどれだけ描かれているかが重要になってきます。同じ美人画でも書き込みや細かさにより十倍以上の差がでるため、正確に査定するには作品のクオリティを判断する審美眼が必要です。
美人画、絹本、十分な描き込み、という3つの条件が揃えば1000万円以上の買取査定額となります。一方で、美人画だとしても描き込みが少なく、紙本に描かれている作品ですと50万円以下の買取もありえます。美人画であればどのような様式でも良い訳ではなく相応のクオリティが必要となります。
このように現代であれば作品の内容で金額の差が出ますが、バブル期以前は上村松園の美人画という内容だけで高額な金額が付いていました。その時に購入された方は作品によっては大幅に金額が下落している可能性もあります。

上村松園の日本画・掛軸の買取注意点

日本画・掛軸は保存状態によりシミなどのダメージがでる場合があります。状態により評価が変わるため、現物の確認後に最終的な判断をさせていただきます。日本画は共シール若しくは共板の有無も買取価格に影響します。現存作家であれば共シールが無くても書いてもらう事も可能ですが、亡くなっている作家に関しては難しいです。そのため、共シールや共箱が無いと評価は下がります。
上村松園の日本画・掛軸は<東美鑑定評価機構鑑定委員会>が所定鑑定機関となりますが、鑑定書が無くても査定後に取得可能です。お気軽にお問合せください。

作品をお持ちで、鑑定やご売却を検討中の方は、是非一度株式会社 獏にご相談ください。査定担当者が丁寧に対応いたします。お電話で相談していただいてもいいですし、メールやLINEで画像を送っていただけるとよりスムーズに査定できます。

より詳しく知りたいという方は是非こちらもご覧ください。
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上村松園の清少納言は行方不明だったことがある

松園は1917〜18年頃、京都の展覧会のために<清少納言>を描いたと随筆に記しています。絵柄は清少納言が中宮定子の問いに機転を利かせて御簾を上げる「枕草子」のエピソードが題材ということでしたが、作品自体は長いこと見つかっていませんでした。
名古屋市内の画廊経営者が作品を所有しているという知人を紹介され、制作当時の美術雑誌に掲載された図版や松園の書き残した随筆などに照らしあわせて鑑定したところ、松園自筆の本物と分かったということです。
100年の空白期間を経て2021年の上村松園回顧展で公開される運びとなったその作品は、清少納言の艶やかで豊かな黒髪や、御簾の合間から見える雪景色など、松園の見事な筆遣いを目の前で感じ取れるようで大盛況であったそうです。

上村松園の作品

  • 蛍

    ■蛍(版画)
  • 鼓の音

    ■鼓の音(版画)
  • 待月

    ■待月(版画)

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