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浅野弥衛の買取価格とポイント

work35

1914年 〜 1996年 物故作家。
三重県鈴鹿市に生まれ、中学校を卒業後、一度は職業軍人となる。その後、詩人の野田理一との交友から抽象絵画に興味を持つ。1939年、美術創作家協会に初出品。戦後、勤務先の鈴鹿信用組合の理事に就任。その後代表理事にまでなるが、職を辞する1959年まで昼は会社員生活、夜は美術製作という生活が長く続いた。信用組合を辞めてから制作に専念するようになったが、作品が売れることはなく、様々な賞を受賞し、名が売れるようになったのは晩年からであったという。1987年から1990年まで、愛知県立芸術大学の客員教授をつとめ、翌年には三重県民功労賞を受賞した。歿する直前の同8年1月に、郷里の三重県立美術館において初期から近作にいたる約250点によって構成された回顧展「浅野弥衛展」が開催された。生涯を通して鈴鹿の生家に住み1996年に脳梗塞で逝去。享年81であった。

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買取ポイント

浅野弥衛の作風

「線の画家」として有名な浅野弥衛ですが、その独自の「ひっかき」の技法を確立させたのは1950年以降のことです。ほとんどの作品は抽象的なもので、多くは白と黒のモノクローム、そして線を主体にしたものです。乳白色のキャンバスの上に描かれた線は一見すると無機質に感じますが、ナイーブで独特な世界観とどこか温かみを見出すことが出来ます。キャンバスだけではなく時には紙を使い試行錯誤を繰り返し、エッチングで拭き取りを十分せずにそれを趣として使うなど独自の表見方法を生み出しています。タイトルの多くが「無題」「作品」「untitled」になっているのも浅野の抽象画家らしい一面を垣間見ることが出来るポイントです。作品のみならず、その朴訥として明るい人柄も地元鈴鹿に愛されており、今でも浅野のアトリエが公開された時などは沢山の人で溢れかえるということです。

浅野弥衛の現在の評価と価値

浅野弥衛と言えば、ひっかいて表現した抽象作品でしょう。
版画作品も制作していますが、まとまった金額で評価されるのはキャンバス作品でしょう。

作品の内容次第ですが、数十万円から100万円以上まで様々です。
浅野弥衛作品のご売却をご検討の際はお気軽にご相談ください。

浅野弥衛の代表作品

  • パレード

    ■パレード(版画)
  • La mer

    ■La mer(版画)
  • work35

    ■work35(版画)

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