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川島秀明の買取価格とポイント

川島秀明

1969年〜現在に至る。
愛知県に生まれる。1991年、東京造形大学卒業。1995年〜1997年に比叡山延暦寺にて、天台宗の修行を経験する。2000年から、仏像や釈迦像のようなイラスト作品を発表。2001年から本格的アーティスト活動をスタートさせる。2003年・2005年・2008年・2014年に小山登美夫ギャラリーで個展を開催。「silence」や「grove」、「blush」など繊細な表情の女性をモチーフとした作品を展示している。2005年アメリカのニュヨークで開かれた「Little Boy」、2006年に横浜美術館で開かれた「アイドル!」など企画展へも積極的に参加。2009年韓国のソウルや2011年アメリカのサンタモニカでも個展が開催されている。

2014年、南綾子の小説「すべてわたしがやりました」の装画を担当。サッカーワールドカップに合わせFIFAが選ぶポスタープロジェクト「オフィシャルアートプリントエディション」で、世界で活躍するアーティスト23人のうち1人に選出されている。2018年の個展「Youth」から複数の人物や背景を描き、2人称や3人称の世界へ挑戦。彼の作品はフェルトペンケースやノート、マグネットやマグカップなど様々なグッズとコラボしている。


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川島秀明の作品の買取ポイント

川島秀明の作風

初期の作品は「soak」や「heat」、「spore」や「shower」など性別や年齢のわからない顔のみが描かれています。この頃は比叡山延暦寺で修行した、自分の内側の気持ちが投影されているのかもしれません。2010年あたりから外へ視点が向けられ、具象化された女性像を描くようになります。2013年に発表された「風」は木版画で制作されており、透明感ある優しい彩りが感じられるでしょう。2014年に再び抽象的な作風へ戻っていますが、「Cycleman」や「Midori」など内面を反映した穏やかな作品も描かれています。彼の作品は一貫して仏道修行で得た知識や精神性も表現されており、川島秀明が受け取った時間軸が女性像へと転換したのかもしれません。

徹底的に自分と向き合ってきた20代や30代は、「Scarlet」や「wavering」など少し怖いくらいの美しい女性が描かれており、この社会で生きる戸惑いや疑問など、複雑な感情が入り混じっているようにも見えます。2020年角川武蔵野ミュージアムで開催されたアマエビプロジェクトでは、厄払いではなく4つの苦しみを4人の女性で表現し、客観的な視点から社会をとらえ描いています。このように川島秀明の作品は時代と共に作風も変わり、人生観すべてが絵に込められているでしょう。

川島秀明の現在の評価と価値

川島秀明は作家活動の前に仏門へ入り、僧侶の道と美術家で進むべき方向を迷っていました。結果としてアーティストで活動するわけですが、その出発点に修行をしていた経験が作品に深みを持たせているのかもしれません。精神世界を体現した作品は繊細な筆遣いを可能にし、見る者を魅了するでしょう。渋谷ヒカリエで開催された個展「come out」をきっかけにファンになった人も多く、憂いある女性を描いた「separation」や「grass」、印象深い「untitled」など彼ならではの視点で描かれた作品には定評があります。初期の「braids」や「cloud」、「pleat」や「dazzle」などの作風を好む人は根強く、「Reflection」や「Collapse」に至っては高額で取り引きされるケースも珍しくありません。

「Rhilosphy」や「Yuri」などモチーフや色合いがはっきりした作品も人気があり、人によって選ぶテイストも様々。特に初期であればあるほど入手困難なので、制作された時代によって価格も変わります。2010年あたりから抜け出したような作品も仕上げており、最近の作風を求める声も寄せられています。どちらも需要が高く現在も進化し続けており、これからも目が離せません。

文房具やオフィス用品など、グッズ人気と連動するように作品の価値も上がっていきます。
買取金額は数十万円から100万円を超える作品(※原画として)と様々です。作品のご売却をご検討の際は、いつでもご相談ください。

川島秀明の代表作品

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