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ガラス作家 藤田喬平

藤田喬平

1921年〜2004年 故物作家。
東京府豊多摩郡大久保(現・新宿区百人町)に生まれ。大正末期のモダンな都市景観の中で育った藤田は中学生の頃からガラスの世界に魅せられていた。1940年に東京美術学校(現・東京藝術大学)に進学する。最初は工芸家彫金に進むが途中から少年時代からの夢であったガラス工芸に進路を変え、1947年に岩田工芸硝子へ入社する。そこで技術を学び2年後に独立。流動ガラスと命名した作品を発表し高い評価を受ける。1975年にデンマーク・コペンハーゲン「全世界からのガラス展」に招待出品する。1976年に日本ガラス協会会長に就任する。1977年にドイツ・コーブルグ城美術館にて開催の「現代ヨーロッパガラスコンテスト展」と並行して同美術館にて「藤田喬平個展」を開催する。1986年にパリ・ポンピドーセンターにて開催の「前衛芸術の日本展」に招待出品する。1994年に勲三等瑞宝章を受章し、「日本現代工芸美術展」顧問に就任する。1996年に藤田喬平美術館を開館する。1997年に文化功労者となり、2002年に文化勲章受章を受章する。

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買取ポイント

藤田喬平の作風

日本国内でのガラス芸術を代表する作家で、西洋の御家芸を日本風に解釈し、日本的なガラスアートを確立しました。藤田喬平の大きなタイミングは1977年にイタリアのヴェネチアに渡り現地でヴェネチアガラスを研究し制作を始めた事でしょう。以後、手吹きの技術を使い彫金で学んだガラスに金箔を導入し日本の伝統技術である琳派芸術を表現しました。美術史において、新しい作風を生み出した作家は後世でも評価される傾向です。藤田喬平も日本ガラス芸術の礎を築いた作家として構成にも語り継がれるのではないでしょうか。

藤田喬平の現在の評価と価値

没後10年以上経過した現在でも相場が残る作家のひとりです。買取金額は数万円台から100万円以上と様々です。【飾筥】と呼ばれる蓋つきの正方形若しくは六角形の箱に様々な色合いで表現され作品が代表作と言えます。特に【紅白梅】と命名された作品はマーケットでの評価が高いです。一方、箱型以外の作品は厳しい査定額になるかもしれません。

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