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彫刻・ブロンズ作家 平櫛田中

平櫛田中

1872年〜1979年 物故作家。
岡山県井原市に生まれ。青年期に大阪の人形師・中谷省古のもとで彫刻修業をしたのち、上京して高村光雲の門下生となる。早くから日本美術協会、東京彫工会などで活躍し、文展にも第1回展から出品している。1908年には岡倉天心の指導のもとに山崎朝雲、米原雲海らと日本彫刻会を結成する。1914年には日本美術院の再興に参加、彫刻部同人として活躍した。1955年に文化功労者、1962年には文化勲章を受章する。
田中は練達した彫技法に基づく写実的な作風が特色で、高村光雲、荻原碌山、朝倉文夫などと並び近代日本を代表する彫刻家の一人である。代表作は「鏡獅子」や、「烏有先生」「転生」「五浦釣人」など。
1979年12月30日死去。享年107歳。長生きした世界の芸術家と言えば、芸術家ピカソ(92歳)、日本画家・小倉遊亀(105歳)、彫刻家・北村西望(102歳)などがいるが、その中でも田中はギネス世界最長寿の芸術家とされている。

平櫛田中の作品を見るなら小平市平櫛田中彫刻美術館がおススメです。

平櫛田中の彫刻美術館について解説|入館料金や鑑賞可能な作品についても紹介

買取ポイント

平櫛田中の作風

明治から昭和時代に活躍した彫刻家です。切れ長の凛々しい顔が印象的な大黒天様や恵比寿様をモチーフにした作品が代表作と言えるのではないでしょうか。キャラクターのような二頭身にデザインされ、そこに加えられた鮮やかな彩色が特徴です。
制作に対する拘りが強い事で知られ、1936年に「鏡獅子」の制作を開始したとき、歌舞伎座に25日通いつめ、場所を変えさまざまな角度から観察したそうです。田中芸術のすべてを結集し、20年の歳月をかけて完成した生涯の大作と言われています。幾多の苦心と曲折を経て出来上がった、像高2メートルの彩色を施したこの作品は、現在国立劇場正面ホールに展示されているため、機会があれば見に行って欲しい作品のひとつです。
また、有名なエピソードとして、田中は100歳を超えても、30年かかっても使いきれないほどの材木を所有していた。これはいつでも制作に取り掛かれるようにと、金銭に余裕がある時に買いためていた材木がいつの間にかそれだけの分量になっていたそうです。

平櫛田中の現在の評価と価値

木彫作家の中では現在も高い評価を得ています。上記で紹介させていただいた代表的なモチーフ(大黒天様や恵比寿様)は100万円以上の買取が殆どでしょう。また、それ以外のモチーフでもサイズが大きく、クオリティが高いと数百万円台の可能性もあります。
一方、小品やブロンズ作品などは10万円前後の価格帯もあるため、平櫛田中の作品だからと言ってすべて高価買取ができるとは限りません。
作品のコンディション等によっても影響するため、平櫛田中の作品のご売却をご検討の際は、お気軽にご相談ください。

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