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柴田鋼造の評価と買取金額

柴田鋼造

1935年〜現在に至る。
愛知県に生まれる。1957年、東京藝術大学を卒業。1974年に第6回日展、1975年に第7回日展の特選を受賞する。1977年、愛知県芸術文化選奨文化賞を受賞。1978年に日展の会員となる。1989年に第21回日展へ「風香」を出品し、内閣総理大臣賞を受賞した。1992年、第23回日展へ「香雲」を出品し、日本芸術院賞を受賞。1993年に第46回中日文化賞を受賞し、日展の理事に選ばれる。1997年、第49回愛知県文化功労者顕彰を受賞。1998年、「風光」を日展へ出品する。2015年に、石膏像「風に遊ぶ」を愛知県知多郡南知多町にある「オテル・ド・マロニエ 内海温泉」へ寄贈し、1階ロビーに展示された。

買取ポイント

柴田鋼造の作風

大型の作品が目立ち、そのほとんどはブロンズ彫刻です。特徴は、モチーフとなる被写体が女性であること。千葉県浦安市の総合体育館南側出入口に設置された「風光る」は、風に向って立つ少女の力強さが表現されています。模写された作品は、愛知県名古屋市中区にある「本町公園」へも設置。高い技術力を持った迫力ある芸術を鑑賞できるでしょう。広島市立中区図書館にある「風の色」は、風に飛ばされそうになった帽子を抑える美しい女性。腰かける女性像の「光のどか」や自然に身を任せる「風の中で」など、女性の仕草や姿を見事にとらえているでしょう。風と女性が共演する造形。それが彼の持ち味と言われていますが、もちろん他にも素晴らしい作品を仕上げています。全国書道展覧会の受賞者に贈られる「小野道風公メダル」も、柴田鋼造の感性によってデザインされました。逸話にちなみ、書道家:小野道風と柳や蛙がバランス良く配置されています。

彼の作品は東洋彫刻です。それはモチーフとなる女性が日本人であること、過度な装飾はなく、ありのままの姿を写しているからかもしれません。「風の中で」と似た構図の「砂丘」も同じようなポーズですが、服装や髪型、雰囲気の違いからまったく別の女性に仕上がっています。すべての作品に共通しているのは、細かい描写の再現。風に吹かれてできあがった服のシワ、体の線に沿ったシワ、あどけない表情や大人びた顔など、人形ではない人間の女性が造り上げられています。模写された作品が多く東京都港区にあるレインボータワーの「春香」、千代田区にある東大手ビルの「風の中で」など、柴田鋼造の世界観と出会えるチャンスも見逃せないでしょう。

柴田鋼造の現在の評価と価値

大型であるゆえにほとんどの作品は屋外、屋内であってもエントランスやロビーなど、広いスペースでなければ設置できません。例えば「風光る」であれば、高さ 約72cm 重さ 約21.1kg。「光のどか」は、台座を含め高さ 57 cm重さ25.4kgです。一般家庭に置けないため、彼の作品を求めるのは富裕層やコレクターが多いと言われています。ただし「小野道風公メダル」ついては場所をとらないため、柴田鋼造の彫刻を手元に置いておきたいファンへ需要も高まっているでしょう。メダルは直径約60cm×厚み6mm。重さ131.8gです。圧倒的な彫刻作品へは届いていないかもしれませんが、メダルの素材的な価値と評価は健在しています。

また、モニュメントとして「波光」や「希望の波」なども制作。女性像ではない作品も存在しているため、見落とされている彫刻もあるかもしれません。大きな作品は広く求められるわけではないので、個人的にオークションで取り引きするのは難しいです。

「大きくて置くところに困る」「自分で管理できない」など、
作品のご売却をご検討の際は、美術品買取専門店「獏」へご相談ください。


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