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彫刻・ブロンズ作家 高田博厚

高田博厚

1900年〜1987年 物故作家。
石川県七尾市生まれ。弁護士の父とクリスチャンの母との間に生まれる。18歳で上京するまで福井で過ごし、そこで東京美術学校在学中の彫刻家・雨田光平の作品に触れ、彫刻に興味を持つ。他にも文学、哲学、美術書にも熱中する青春時代を過ごした。
上京し憧れの雨田光平の母校・東京美術学校を受験するが失敗し、友人の紹介で高村光太郎と知り合い交流を深める。その頃ロダンの作品に感銘を受独学で彫刻技術を学ぶ。その後、東京外国語学校イタリア語学科に入学する。2年後に留年を機に中退し彫刻に没頭する。
31歳の時にフランスに渡ると、ロマン・ロラン(作家)、アラン(哲学者)、ポール・シャニック(画家)、ジョルジュ・ルオー(画家)をはじめとするヨーロッパの優れた知識階層と交流した。戦後もフランスに残り、彫刻だけではなく記者としても活動する。カンヌ国際映画祭日本代表など勤め、28年の海外生活からの帰国後は東京にアトリエを構えた。
そして新制作協会会員、日本美術家連盟委員、日本ペンクラブ理事、東京藝術大学講師を務めた後引退する。鎌倉市稲村ケ崎に移転し彫刻制作に専念した。86歳で逝去。

買取ポイント

高田博厚の作風

彼の略歴を見ると、西洋史にも名前を残す哲学者たちと議論を交わし、高田博厚にとって彫刻制作は自身の哲学を代弁する表現方法のひとつかに思えます。フランスに渡る前から西洋の哲学や文学に触れていましたが、本場の生々しい思想に触れ、大きく西洋思想の命題に大きく悩んだそうです。作品自体は写実に基づく具象彫刻が特徴ですが、作品の裏には様々な思想が巡っていたといえます。

マーケットに流通する作品に、【トルソ】と命名されたモノを良く見かけます。トルソとは彫刻用語です。ギリシア語のテュルソスに由来するイタリア語で、人間の「胴体」を意味します。美術においては、ギリシアやローマの遺跡から発掘された、頭部、両腕、両脚の失われた古代遺品の彫像を表し、19世紀以降では最初から胴体のみの彫刻を【トルソ】として意図的に制作されています。
西洋思想と同様に、古い歴史があるトルソを制作することで、自分なりの真理に到達したかったのかもしれません。

高田博厚の現在の評価と価値

没後30年以上経過した現在でも相場が残る作家のひとりです。全盛期に比べると若干評価は落ち着いている印象ですが、物故彫刻作家の世界では上から数えた方が早い作家です。買取金額は数万円台から10万円以上と様々で、サイズやモチーフにより具体的な金額は分かれます。高田博厚の作品のご売却をご検討の際は、お気軽にご相談ください。

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