荒川豊蔵作品の買取・査定相場と最新の買取価格を公開

日本

荒川豊蔵

アラカワ トヨゾウ

買取相場

 

種類 モチーフ 買取相場
茶碗 瀬戸黒 数十万~150万以上も万円
茶碗 志野 数十万~100万以上も万円
酒盃 瀬戸黒・志野 数万前半~50万前後万円
その他陶器 数万前半~10万前後万円
数千~5万前後万円

※掲載時の相場のため、最新の買取価格はお問い合わせください.

※内容により取り扱いが難しいケースもございます.

評価の高い作品の特徴

荒川豊蔵は東海地方を中心に全国的に人気がある作家です。没後30年以上経過した現在でも、デパートや画廊で特集が組まれているのが何よりの証拠です。

買取金額は日本陶芸の全盛期と比べると落ち着いた価格帯となり、数十万円台から100万円以上と様々です。共箱が無い、傷がある、小品(水滴など)は数万円台の可能性もあるため、現状確認が必要となります。

荒川豊蔵の美術館情報

荒川豊蔵資料館
陶芸家・荒川豊蔵が自作やコレクションを通じて陶器の見識を広めるために創設した施設です。国宝茶碗「卯花墻」の窯跡や、彼の居宅、陶房も敷地内にあります。1984年に豊蔵資料館として開館し、2013年に可児市に寄贈され「荒川豊蔵資料館」と改名されました。館内では、豊蔵の作品や古陶磁器、工芸品などが展示されています。自然豊かな環境にあり、美濃桃山陶の魅力を楽しめる場所です。

開館時間:9:30 ~ 16:00
休館日:毎週月曜日(祝日の場合は開館)、祝日の翌日、および年末年始
料金:一般 200円 団体(20名以上) 150円 高校生以下 無料
電話番号:0574-64-1461

荒川豊蔵の魅力を深掘り

荒川豊蔵

アラカワ トヨゾウ

1894年~1985年 物故作家。

岐阜県土岐群多治見町に生まれる。母方は多治見の陶芸の名人といわれた加藤与左衛門景一の直系である。13歳から地元の陶磁器貿易商の木塚商店で働き、数年後その時に知り合った鈴木勲太郎独自の特殊な絵の具を使った高級コーヒー茶碗のプロデュースをして成功を収める。コーヒー茶碗は当時、京都の錦光山宗兵衛に高値で買い取られていた。そしてその頃、錦光山の顧問であった宮永東山と出会い、独立するも上絵磁器事業に失敗。その後は宮永東山を師匠とし、東山窯の工場長として働く。同時に北大路魯山人と知り合い交流を深め、一流の作品と触れ合ううちに徐々に陶芸家として目覚めていった。1944年に金重陶陽の窯を訪問滞在し、備前焼を制作する。1955年、志野と瀬戸黒の無形重要無形文化財保持者として認定。1962年にチェコ、プラハで開催された第3回国際現代陶芸展出品し、金賞を受賞する。1965年に紫綬褒章、1971年に文化勲章を受章した。1984年に大萓に荒川豊蔵資料館が開館。多治見市名誉市民に認定されている。

荒川豊蔵

荒川豊蔵の作風

人間国宝に認定された【志野】と【瀬戸黒】が荒川豊蔵の代表作でしょう。この代表作が生まれたきっかけは豊蔵の探求心ではないでしょうか。豊蔵はある時、「古志野は瀬戸が発祥」という通説に疑問を抱いて調査を重ね、元々は美濃発祥であると確信しました。そこから作品作りに邁進し、大萱窯で志野、瀬戸黒、黄瀬戸、唐津などの制作を進めました。自信作の志野のぐい呑みと瀬戸黒の茶碗を魯山人に賞賛され、個展でも大成功を収めています。
作品は生活用品の茶碗が中心です。豪快で野性味あふれていながら奥深い自然を感じさせる作風は、誰にも真似できない匠の技に達していて、豊蔵は昭和を代表する陶芸家といえるでしょう。

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