1883年~1955年 物故作家。
パリ・モンマルトルにて、スザンヌ・ヴァラドンの私生児として生まれる。私生児だったユトリロをスペイン美術評論家ミゲル・ユトリロが認知し、以後モーリス・ユトリロと名乗る。1896年にパリのロラン中学校に入学するが、10歳ごろより飲酒を覚える。
1900年にアルコール中毒により入院し、医者のすすめと母の説得から絵を描き始める。1909年頃からパリの街角や路地裏などを描き続け、「白い時代」と呼ばれる作風を確立させる。サロン・ドートンヌに出品する。1928年にレジオン・ドヌール勲章シュバリエ章を授与される。1935年にコレクターの未亡人リュシー・ヴァロールと結婚し、絵葉書をもとにパリの風景を描きつづける。1937年にポール・ペトリデスと契約を結び、作品を独占する。1955年に南フランスのタックスで死去し、モンマルトルに埋葬される。
2023年に横浜高島屋で「パリを愛した孤独な画家の物語生誕140年 モーリス・ユトリロ展」、新潟市新津美術館で「生誕140年 ユトリロ展『白の時代』を中心に」、美術館「えき」KYOTOで「生誕140年 ユトリロ展」が開催された。