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2020年06月12日 [陶磁器 骨董 買取]

鉄瓶の買取ポイント|評価のポイントは[作家]と[見た目]

鉄瓶
東京の骨董品買取なら獏

はじめに

【鉄瓶】と聞くと、どのようなものを思い浮かべるでしょうか?
鉄瓶とは、やかんの様な形状をした鉄製の湯沸かし器のことです。もともと鉄瓶は茶道から派生した道具でしたが、その利便性から次第に日常生活でも使われるようになりました。
時が流れ、電気ケトルといった便利な道具が開発されたため、鉄瓶を使用する方は一時減っていましたが、「鉄瓶で沸かした湯を飲むと鉄分を摂取できる」などの理由から昨今健康志向の方からの需要が高まっています。雑貨店などでもよく見かけます。

鉄瓶は、生活に根付いたものでありながら、美術品として評価をされる場合があります。しかし、鉄瓶であれば何でも美術品として買い取り出来る訳ではなく、一定の条件があります。
今回は多くのご家庭にある【鉄瓶】にスポットを当て、美術品の買取専門店の立場から、買取可能な鉄瓶の基準をご紹介させていただきます。

この鉄瓶は美術品として評価される? 見るべきポイント2つ

茶の湯から派生した【鉄瓶】はモノによっては美術品として高い評価を得ています。
鉄瓶としての機能(湯を沸かす)は、美術品としての価値にさほど影響しません。(価値が高いものも低いものも、機能面はさほど変わりません。)
美術品として売却出来るものか否かの判断の際、重要となるのは2点、[銘]と[見た目(装飾性)]です。

〜銘とは?〜

簡単にご説明すると、ブランド名の刻印のようなモノで、制作者のサイン代わりです。
制作者は個人作家の場合もあれば、工房の場合もあります。工房によっては非常に歴史が古く、制作年度が価格に影響する事もあります。

◎鉄瓶を制作する有名な作家と言えば、
「秦蔵六(ハタ ゾウロク)」、「角谷一圭(カクタニ イッケイ)」、「畠春斎(ハタ シュンサイ)」、「角谷興兵衛(カクタニ ヨヘイ)」などが居ます。

◎有名な工房と言えば、
「龍文堂」、「金寿堂」、「金龍堂」、「祥雲堂」、「尚美堂」などがあります。
工房によっては作家の銘も入れられており、通常の作品よりも高い買取金額となる傾向です。下記のような銘が入っています。

銘

〜見た目とは?〜

鉄瓶を評価するポイント 2つ目は見た目です。
鉄瓶にはお湯を沸かす役割だけではなく、鑑賞する美を備えている作品があります。この装飾性の出来により評価が分かれます。
具体的には、以下のような装飾性が高い鉄瓶は高価買取となる可能性があります。
・草花がデザインされている
・象嵌を使用し華やかさを演出している
・摘みに純銀を使用している       (あくまでも装飾の一例です)

〜買取金額を上げる付属品〜

番外編ですが、作家物に関しては共箱(トモバコ|木箱にサインとタイトルが墨で書かれた入れ物)は重要です。ただ、工房で制作されている作品は共箱が無くても大きく評価額が変わらないケースもあります。鉄瓶と共箱を別々で保管している場合は売却時に必要になりますので事前に用意しておきましょう。

まとめ

【鉄瓶】というジャンルは奥が深く、多種多様な作品が生み出されています。茶の湯から始まり、後に芸術品としての価値を見出され、現在に至ります。高価な作品は100万円以上の価格で流通されており、人気の高さがうかがえます。
ご自宅に眠っている鉄瓶があれば、是非当店『東京の美術品買取専門店 獏』へご相談ください。現在の評価をもとに、しっかりと査定をさせていただきます。当社では「電話」、「LINE」、「メール」にて査定依頼を受け付けております。どうぞお気軽にご連絡ください。

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