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2020年01月19日 [買取のポイント]

版画と印刷ポスターの違いは簡単?簡単に見分ける方法を解説

骨董品の買取なら獏

チェック

今手元にある作品は印刷かどうか判断できますか?

東京の美術品買取専門店獏です。美術品や絵の買取を行っていると、「版画だと思ったらポスターだった」という事が良くあります。鑑賞用として楽しむだけでしたら大きな問題はないでしょう。しかし、同じ作家でも買取金額で比べるとまったく評価が異なり、ポスターですと美術品として扱えないことが多いのでお断りするケースもあります。ご自身で購入された方はポスターかどうか分かりますが、相続やプレゼントでもらった人は判断が付かないと思います。そんな方にポスターと版画を判別する方法を紹介させていただきます。手元にある作品の価値が気になる方や、現在美術品の収集をしている方に役立っていただければ幸いです。

結論、よく見る

結局見ないと分かりません。手触りで判断できる場合もありますが、ポイントはそこではありません。描かれている所をよく見ると判別することができます。この意味を理解するためには印刷と版画の作り方を知る必要がありますので、簡単に紹介させていただきます。

版画とは版という型を使って、色を付けた作品の事を言います。そこに美術的な価値が付くかどうかはコチラで詳しく説明しておりますので、よろしければコチラご覧ください。なので、手法は異なりますが原画作品と同様に絵の具を塗っています。人の手で直接塗っているか版を使って塗っているかの違いです。

一方印刷はC(シアン)・M(マゼンダ)・Y(イエロー)・K(ブラック)の4色の網点を組み合わせて対象物を表現します。網点とは大きさ(濃度)により様々ですが、点の集合体と考えていただいて大丈夫です。印刷かどうかを判断する方法はこの網点を見つけるのが重要です。ポスターは上記4色の網点を組み合わせて色味や濃度を調整しており、モザイク画をイメージするのがよいでしょう。モザイク画は遠くから見ると一つの絵画・美術品として判別できますが、近くで寄ってみると全体がどのような絵画を構成しているかわからないですよね。
ルーペ

網点を探してみよう

ただ、最近のポスターはすごく精巧になってきているので目を見開いて思いっきり見ないとわからないです。もともと目が悪い。ドライアイで長時間目を開けてられない。と思う方にオススメの道具があります。
ルーペです。ルーペが自宅にある方は多いのでしょうか?業務用のルーペを買うと1万円近くしますので、無い方は家庭用のルーペで十分です。私たちみたいな美術品買取業者も目視で判断がつかない時はルーペで確認します。

ルーペを使っても<網点>が見えない場合は?

絵画・美術品作品の多くは額装されており、アクリルかガラスで保護されています。保護されている上からですと見にくいので、可能であれば額から外してシート(版画)にしてみてください。ここまでやれば殆どの作品は判別できるともいますが、分からなければ諦めてプロに相談しましょう。贈答品や相続で引き継いで、詳細が分からない方はお気軽に当社 東京の美術品買取専門店獏 へ相談ください。適正な評価額をご提案させていただきます。

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