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2019年12月04日 [絵画 買取]

洋画家【香月泰男】と美術品買取専門店 獏の関係性

東京の絵画買取専門店 獏の小林です。
タイトルに「関係性」と書きましたが、実際にお会いしたこともありませんので、一方的な片思いになります。

当社名の由来は会社案内でも少し触れておりますが、動物の『バク』ではなく空想上の生き物である『獏(バク)』から付けました。

空想上の『獏』は、人間の悪夢を食べてくれるありがたい存在と考えられています。当社では「悪夢=お客様のお悩み」ととらえて、美術品の買取を通じて整理に困っている方のお悩みを解決したいという思いを込めております。

美術品買取業者の立場からすると、そんな思いを現した『獏』の作品が欲しいのですが、なかなか無いモチーフであるため、なかなかお目にかかることが出来ません。

唯一見付けたイメージに近いものが、香月泰男氏の作品です。
具体的には、「動物シリーズ石版画集U―獏<アメリカ>」でした。※動物の方でしたが。。
他の作家さんでも探してみましたが、見付けることが出来たのは香月泰男氏の版画作品だけでしたので、勝手ながら運命を感じているのです。

香月泰男氏について簡単に紹介させていただくとーー

山口県出身の物故作家で、生涯に3000点以上の油彩作品を描き残した洋画家です。
1度見たら忘れない、黒や茶色を基調とした色彩を制限した作品です。写実のような具体的な表現方法を制限した作品で、唯一無二の表現方法だと思っております。

香月氏のお名前を聞いて多くの方が思い浮かべる代表的な作品は【シベリア・シリーズ】ではないでしょうか。
作家自身の最大のテーマであり、世間にも広く周知されている作品かと思います。

油彩作品は先述の通り多く制作しているものの、版画作品の制作数は少なく、木版が17点、銅板が8点、石版(リトグラフ)が137点の約160点です。
版画作品の多くは最晩年の1969〜1974年の5年間に集中的に制作されているせいか、油彩画とは印象が異なるなと感じました。
1969年に制作された4枚の【シベリア・シリーズ】らしい作品でしたが、【母子像】等の人物作品や【モロッコ】等の風景作品は趣が異なっています。
彼の特徴である黒や茶色の重い色調ではなく、パステルカラーを中心とした軽やかな作風が多いです。

油彩などの直筆の作品は家で飾るには少し重いかな・・・と思われる方には、版画作品がおススメです。
淡い色使いでも香月泰男のエッセンスは十分に表現されており、他の調度品との相性も良いかと思います。

香月泰男の作品は山口県立美術館の常設展(※HPで確認してみてください)で鑑賞できますので、是非ご覧ください。実物は迫力が違います。
また、彼の作品はデパートの催事・企画展でも良く見かけます。購入する気持ちが無いと見づらいかもしれませんが、一方美術館と違って気に入ったら手に入れることができます。


社名の獏をモチーフとして扱っているという理由で香月泰男作品には勝手に強い思いを抱いておりますので、洋画・油彩・パステル・版画・リトグラフ問わず、積極的に高価買取していきます。

美術品の整理・処分をお考えの方。
美術品を相続・遺贈で取得したけど、整理・処分をお考えの方。

東京都大田区で美術品の買取を行っている【美術品買取専門店 獏】へお気軽にお問い合わせください。
作家名などが不明な場合も丁寧に確認させていただきます。

バク
acworksさんによる写真ACからの写真

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