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文化勲章作家の評価と買取金額を紹介

勲章

こんにちは、東京の美術品買取専門店獏 です。
今回はニュースなどで耳にする、「文化勲章」をピックアップします。

はじめに



文化勲章とは1937年から始まり、科学技術や芸術などの文化の発展や向上にめざましい功績を挙げた者に授与される勲章です。

芸術関係では油絵・日本画・陶磁器などを制作する作家が対象となり、現在まで数多くの作家が選ばれてきました。文化勲章を受章する事は作家にとって名誉な事であり高いステータスを誇っています。
しかしながら、必ずしも市場価格と比例しているわけではなく作家によっては流通価格が大きく異なります。

小売価格や買取価格はそれぞれの価値基準で値付けされますが、文化勲章を受章したことにより、どれほどの影響力があるか絵画・美術品の買取専門店の立場から紹介させていただきます。

芸術分野では3つのジャンルがあり!


まずは文化勲章を受章される作家は主に洋画家・日本画家・陶芸家の3ジャンルに大別されます。陶芸家に比べると洋画家・日本画家の方が受賞されている人数は多いですが、陶芸家には重要無形文化財(人間国宝)という制度があるからかもしれません。

主な作家を見ていきましょう。

洋画家→藤島武二、梅原龍三郎、坂本繁二郎、棟方志功、中川一政、小磯良平など

日本画家→横山大観、竹内栖鳳、上村松園、前田青邨、東山魁夷、片岡球子、平山郁夫など

陶芸家→板谷波山、富本憲吉、浜田庄司、荒川豊蔵、青木龍山など

芸術分野に興味がある方は、どれも見たことがある作家でしょう。知名度が高い作家が多いです。

文化勲章の販売価格への影響と買取金額について


文化勲章を受章した作家は「文勲(ぶんくん)作家」と呼ばれ美術業界では多用されているワードです。文化勲章を受章された作家は全国各地の画廊やギャラリーで特集を組まれ、期待を込めてコレクターに紹介されます。受賞後には業界関係者が該当作家の作品を集めるので、一時的に相場が上がる傾向になります。需要と供給の関係ですね。
しかしながら、一時的に上昇した相場が続くわけではなくコレクターの反応により、すぐに元通りの相場に戻る作家もいます。コレクターの層が広がって深くなることにより市場価格が上昇しますので、思うように売れないと取り扱う業者も積極的に扱わず流通価格が落ち着くという仕組みです。

文化勲章をきっかけに著しく市場価格が上昇する作家もいれば、一時的な影響しか受けない作家もいます。

買取時も文化勲章を受章されて間もない作家に関しては、将来への期待を込めて相場よりも高く査定する場合もあります。しかし、一時的な相場上昇の可能性もありますので慎重に査定をすることが多いでしょう。

文化勲章を受章する事は非常に名誉な事ですが市場価格に影響するかどうかは作家次第と言えます。なので、購入する際は少し様子を見てから決断し、買取の際は先入観を捨てて数社に査定を出すのがおススメです。

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