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陶器作家 徳田八十吉

徳田八十吉

1933年〜2009年 物故作家。(三代目)
石川県生まれ。二代徳田八十吉の長男として生まれる。本名は正彦。金沢美術工芸短期大学(現、金沢美術工芸大学)陶磁科へ入学するが中退する。二代八十吉の陶房で絵付技術を学ぶ。1955年の秋に病に倒れた祖父・初代八十吉から上絵釉薬の調合を任されて翌年2月祖父が亡くなるまでの数ヶ月間に釉薬の調合を直接教わる。1957年に本格的に陶芸の道に進む意志を固める。1963年に第6回日展に「器(あけぼの)」を出品して初入選する。1969年に独立して小松市桜木町に工房兼自宅を構えた際、電気窯による高温焼成を始めた。1983年から「光り輝く彩」の意を込めたこの作品名を使うことが多くなる。1993年に紫綬褒章、97年にMOA岡田茂吉大賞などを受賞する。同年に国の重要無形文化財「彩釉磁器」保持者に認定される。2003年の古希記念展の後は作品名に使う「燿彩」を「耀彩」へ変更する。

陶器買取のポイント

徳田八十吉について

略歴部分は市場に最も作品が出回っている三代目八十吉について紹介しました。九谷焼を代表する陶芸一族で、現在は徳田順子が四代目八十吉を襲名しています。初代から四代目まで作品の特徴を見ていきます。

初代・八十吉(1873〜1956)

1953年に上絵付(九谷)の分野で国の無形文化財の指定を受けました。八十吉の原点です。作風は古典的な九谷焼で、白地に花鳥画などが絵付けされています。

二代目・八十吉(1907〜1997)

1923年に初代の養子となり師事しました。1956年に二代目徳田八十吉を襲名し、九谷焼の近代化を推進しました。1988年に八十吉の名を長男・正彦に譲りました。作風は初代と近似しています。

三代目・八十吉(1933〜2009)

二代目の長男として生まれました。従来の九谷焼と一線を画す表現方法で徳田八十吉の名をより有名にしました。三代目の歴史は燿彩(ようさい)との戦いです。燿彩とは青系の特透明感がある色調と段階的な色彩の変化が特徴的な表現様式です。上絵釉薬の調製法と絵付・焼成法に関する研究、技の錬磨を必要とし、焼成法に関しても大きな変化が必要でした。ガラス釉の特質を活かした高い透明感と深みのある色調を生み出し、紫、紺、緑、黄の四彩を基本とし、少しずつ割合を変えて調合することで200を超える中間色の発色が可能になりました。

買取相場は作品の内容次第ですが数万円代から200万円までと開きがあります。作品の金額を決定する要素はサイズ・作品の種類・グラデーションの3つです。
まずサイズとは作品の大きさです。花入れは高さ、皿(鉢)は直径で判断し、大きければ大きいほど評価は高くなります。花入れだと高さ25cm以上、皿だと直径40cm以上あると大きい部類になります。注意点として花入れは細長いタイプとリンゴの様な丸みがあるタイプがあり、細長い花入れは値段がつきにくいです。
作品の種類とは、花入れ、茶碗、ぐい呑み等を言います。リンゴ型の花入れと皿(鉢)を作っている作品は高価買取しやすいです。

最後にグラデーションとは三代目八十吉の代名詞である虹の様な色彩変化です。通常はブルーを基調とした寒色系で構成されていますが、一部作品に黄色のグラデーションが施されているものがあります。黄色が多く出ている作品が最も評価が高い作品群です。

サインの違いなど、より詳しい内容はコチラにまとめてありますので、ご覧ください。

四代目・八十吉(1961〜)

三代目・八十吉の長女です。アメリカ美術館で見た景徳鎮の壷と出会い自分のルーツを再確認したのが作家を目指したきっかけです。1990年に九谷焼技術研修所を卒業後、2007年頃から父、三代目八十吉に初代から受け継いだ釉薬の調合を師事しました。2009年に日本伝統工芸展に入選しました。父が亡くなった翌年2010年に四代目徳田八十吉を襲名しました。三代目と同様の美しいグラデーションの作品が特徴的です。三代目が青を基調にした作品を多く制作していましたが、四代目は白・緑・黄などの色も多用しながら表現の幅を広げています。

襲名してから約10年しか経過していないため、二次流通の市場価格は安定していません。今後の活躍次第では三代目のような評価額まで上がるかもしれません。

鑑定について

鑑定機関は設けられていませんので現物を見て判断させていただきます。現代の陶芸に関しては共箱(ともばこ)が価値を支える重要な役割を担っています。現存作家なら書き直してもらうことも可能ですが、物故作家は不可能です。共箱を閉まっている方は売却するまでに探すことをおススメします。共箱が無いだけで通常の価格から著しく下がります。


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徳田八十吉の作品

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