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洋画家 栗原喜依子

栗原喜依子

1935年〜2009年 物故作家。
茨城県生まれ。1956年に二科展に出品する。1958年に女子美術大学洋画科を卒業する。1960年頃からNHK美術部に勤務しながら制作活動をする。1962年に銀座・松村画廊で初個展を開催する。1966年と73年に渡仏し、2回目の渡仏をきっかけに女性像を主なモチーフとする。1973年に安井賞展に出品する。1974年に二科会会員となる。1978年に現代の裸婦展に出品する。1980年に国際形象展に招待出品する。1982年に渡欧取材した民族衣装の人物や風景を描く。享年73歳。

絵画買取のポイント

栗原喜依子といえば、<女性>をモチーフにした絵画作品ではないでしょうか。
女性をモチーフに描く作家は多くいますがサインが書かれていなかったとしても栗原喜依子の作品とすぐに分かります。具象画で描いた女性図は差別化することは非常に難しく、他の作家と区別できるように表現してしまうと芸術品としてのバランスが崩れてしまいます。その中で栗原喜依子が描く女性は特別な存在でありながら芸術作品として成立しています。その結果、マーケットからも評価されて現在も高い金額で動いています。バブル期に比べると相対的に下がっている事はご理解ください。

油絵の買取査定額は3万〜20万円前後となります。
水彩・パステルは3万円以下となります。

上記金額は技法のみで判断した金額になり、具体的な数字は構図やコンディションにより決定します。絵画・美術品の買取専門業者はどのような部分に着目しているか簡単に紹介します。

@ 構図
栗原喜依子は裸婦や風景等の作品も描いていますが、民族衣装を着た<女性>が最も評価しやすいです。栗原喜依子が描く女性はエキゾチックな雰囲気を漂わせており、見る人をドキッとさせる不思議な魅力があります。題名にはメキシコ、モロッコ、チュニジアなどの国名が付けられていますので、海外の女性を主題にしているのでしょう。背景は黒、赤、白の単色で統一されていることが多く、丁寧に描かれている女性や風景との対比がはっきりして、より女性の精密さが際立っています。藤田嗣治のような乳白色も特徴的です。細かい部分まで表現している作家ですので、きちんと評価させていただきます。

A コンディション
油絵は湿気等によるワレやカビなどのダメージがでる場合があります。作品コンディションの程度により評価が変わってきますが、栗原喜依子の作品ではワレのダメージが出やすい印象での保管には注意が必要です。
ワレの程度により評価額は下がります。絵の具の剥落などがあると本来価値がある作品でも市場価値が無くなる場合もあります。


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栗原喜依子の作品

少女

■少女(油絵)
民族衣装が印象的で描き込みが細かいです。買取査定額は10万〜20万円前後となります。

メキシコの少女

■メキシコの少女(油絵)
一般的なサイズのため買取査定額は8万〜12万円前後となります。

風景

■風景(油絵)
非常に細かく描かれている作品ですが、風景画なので買取査定額は5万〜8万円前後となります。

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