1920年~2023年 物故作家。
福岡県飯塚市生まれ。炭鉱経営者の子として生まれる。17歳で福岡から上京し、東京藝術大学油絵科に入学。在学中に太平洋戦争が勃発し召集される。陸軍に所属し満州へと送られるが、肺の持病が悪化し福岡の療養所に戻ることになる。再び東京に戻ることができたのは、終戦から3年後であった。1952年、31歳でフランスに渡る。美術館巡りをしながら絵を描いて稼ぎ、画商と契約し個展を開くまでになった。その後、東洋画への郷愁の念が高まり43歳で日本へ帰国。抽象画へと作風も変わってゆく。帰国後は武蔵野美術大学、次の年には母校の東京藝術大学で教鞭を取った。60歳で大学を後にし、様々な美術館で大規模な回顧展を開く。近年はステンドグラス制作も行っており、東京メトロ副都心線・明治神宮前駅やJR博多駅、福岡空港国際線などで作品を見ることが出来る。多才で絵画の他にエッセイも書き、1978年「四百字のデッサン」で日本エッセイスト・クラブ賞を受章している。2000年文化功労者に選出、2014年、文化勲章受章。